やどりき水源林で見かけたキノコたち1 … 自然観察・WanderVogel2017/10/03

アカイボカサタケ
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やどりき水源林内で行なわれた「キノコ講習会」で目立っていたキノコ。

アカイボカサタケというイッポンシメジ科の小さなキノコです。傘の中心がイボのような突起があるのが特徴で、名前の由来にもなっています。
(僕にはアカヤマタケとの明確な区別が出来なかった。。。)
アカ(赤)といっても色の幅はけっこう大きいようで、肌色からサーモン・オレンジ、暗黄色までバリエーションは多いようですが、この個体はひときわ目立つ鮮やかな橙色で、森の中でも異彩を放っていました。
群生して生えているということではなく、そこここに1本単位でポツリポツリと生えている、と言った感じです。

水源林内では同じ仲間で色の異なるキイボカサタケというキノコも見ることが出来ました。他にも、シロイボカサタケというのもあるそうですので、赤・白・黄色とあることになります。


wikiで調べると、「このキノコからは、不快な臭いが出ており、多くの場合、近くに寄っただけでも臭いを感じることができる。」と書かれています。
いろいろな臭いの充満している森の中ではあまり感じなかったなぁ。臭いには割りと敏感なのですが、気が付かなかった。

調べてみると、「有毒」という記載と「食」という記載の両方があるので、毒性はそれほど強くはないのかなと思いますが、美味しいとは書かれていないのであえて食することもないキノコなんでしょうね。

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