「岳人6月号」ひとり山旅・自由にひたる … 登山・WanderVogel ― 2014/05/20

- -
岳人6月号、特集は「ひとり山旅・自由にひたる」と、「岳人」が選ぶ100ルートの2回目、今月号では041~060まで。
僕はだいたい日本でも海外でも単独で山に行くのが常なので、ことさら「ひとり山旅」がどうのということでもないが、読み物として何か刺激があるのかもしれない。
と、思って読み進めていくが、「山旅」といえばピークハントをつなげた「縦走」ということになるのか、記事の大半はそういうノリです。
僕の場合、最近はピークハントより山裾を歩いたり、名もない尾根を歩いたりする方が楽しかったりするのだが、、これは歳を取ったせいなのかなぁ?
でもこのあいだ新しいおもちゃ(山岳用GPS)も買ったので、今年の夏は少し気合いを入れて縦走の「山旅」に行こうかな。
当然、ひとり山旅なのは言うまでもないが、、、山小屋泊まりにしようっと。
温泉があればなお良いな!
…
岳人6月号、特集は「ひとり山旅・自由にひたる」と、「岳人」が選ぶ100ルートの2回目、今月号では041~060まで。
僕はだいたい日本でも海外でも単独で山に行くのが常なので、ことさら「ひとり山旅」がどうのということでもないが、読み物として何か刺激があるのかもしれない。
と、思って読み進めていくが、「山旅」といえばピークハントをつなげた「縦走」ということになるのか、記事の大半はそういうノリです。
僕の場合、最近はピークハントより山裾を歩いたり、名もない尾根を歩いたりする方が楽しかったりするのだが、、これは歳を取ったせいなのかなぁ?
でもこのあいだ新しいおもちゃ(山岳用GPS)も買ったので、今年の夏は少し気合いを入れて縦走の「山旅」に行こうかな。
当然、ひとり山旅なのは言うまでもないが、、、山小屋泊まりにしようっと。
温泉があればなお良いな!
…
やどりき水源林/ガクウツギの花と萼片 … 自然観察・WanderVogel ― 2014/05/22
- -
丹沢の沢沿いではこの時期、たくさんの種類のウツギが次々に咲きますが、白く大きくよく目立つのがガクウツギです。
ガクウツギ:ユキノシタ科 アジサイ属(落葉低木)
ガクアジサイに似たウツギだから「ガクウツギ」という名が付いたと聞くが、低木の枝いっぱいに広がって咲く姿はガクアジサイよりもインパクトがあります。
花は線香花火のように散らばって咲く黄色い部分(散房花序)がそうで、目立つ白い「花」は萼の変化した装飾花です。
萼片は3~4枚が大きくなるが、大きさはバラバラです。
同じ科、同じ属のノリウツギと花(萼片)自体の様子は似ていますが、そちらのほうは高木で、葉も大型、花のつき方も違います。
近くにはよく似たヤブデマリも咲いていましたが、萼片の数と葉の形で容易に区別がつきます。(つくようになりました。)
ガクアジサイやアジサイは6月から梅雨入りにかけて、見頃をむかえます。このあたりでは鎌倉のお寺や小田原城などが有名です。
梅雨の時期、北鎌倉の長谷寺や明月院、東慶寺を始め多くのお寺があじさい一色になります。
また、本牧・三渓園でもたくさんのあじさいが植えられていて、毎年6月にはいる頃には大池の周りに咲くハナショウブと美しさを競っています。
…
丹沢の沢沿いではこの時期、たくさんの種類のウツギが次々に咲きますが、白く大きくよく目立つのがガクウツギです。
ガクウツギ:ユキノシタ科 アジサイ属(落葉低木)
ガクアジサイに似たウツギだから「ガクウツギ」という名が付いたと聞くが、低木の枝いっぱいに広がって咲く姿はガクアジサイよりもインパクトがあります。
花は線香花火のように散らばって咲く黄色い部分(散房花序)がそうで、目立つ白い「花」は萼の変化した装飾花です。
萼片は3~4枚が大きくなるが、大きさはバラバラです。
同じ科、同じ属のノリウツギと花(萼片)自体の様子は似ていますが、そちらのほうは高木で、葉も大型、花のつき方も違います。
近くにはよく似たヤブデマリも咲いていましたが、萼片の数と葉の形で容易に区別がつきます。(つくようになりました。)
ガクアジサイやアジサイは6月から梅雨入りにかけて、見頃をむかえます。このあたりでは鎌倉のお寺や小田原城などが有名です。
梅雨の時期、北鎌倉の長谷寺や明月院、東慶寺を始め多くのお寺があじさい一色になります。
また、本牧・三渓園でもたくさんのあじさいが植えられていて、毎年6月にはいる頃には大池の周りに咲くハナショウブと美しさを競っています。
…
旧矢箆原家住宅でのガイドボランティア … ボランティア・WanderVogel ― 2014/05/24
- -
三渓園内の旧矢箆原家住宅でのガイドボランティア
内苑内の木々はすっかり初夏の様相を見せていて、木の葉が生い茂りの葉の色もいっそう青々してきました。
臨春閣前の池に掛かる亭樹と呼ばれる橋上から見る「聴秋閣」もイロハカエデ、タイサンボク、キササゲなどの木々の葉に遮られて、まるで山奥に建つ楼閣のような趣きが出てきました。
この時期は春の花が一段落して、咲いている花は少なくなってはいますが、今日は卯の花(ウツギ)真っ盛りで、枝先に小さな花が鈴なりに咲いていました。
三渓記念館玄関前のハコネウツギ(花の色が白から紅色に徐々に変化します)や、池の中には睡蓮の白い清楚な花がポツポツと咲いています。
大池のほとりのハナショウブはまだ蕾みが固く、咲き競う姿を見られるのは6月に入ってからかな。
5/18から6/1まで、園内では「さつき盆栽展」も開催されています。
…
三渓園内の旧矢箆原家住宅でのガイドボランティア
内苑内の木々はすっかり初夏の様相を見せていて、木の葉が生い茂りの葉の色もいっそう青々してきました。
臨春閣前の池に掛かる亭樹と呼ばれる橋上から見る「聴秋閣」もイロハカエデ、タイサンボク、キササゲなどの木々の葉に遮られて、まるで山奥に建つ楼閣のような趣きが出てきました。
この時期は春の花が一段落して、咲いている花は少なくなってはいますが、今日は卯の花(ウツギ)真っ盛りで、枝先に小さな花が鈴なりに咲いていました。
三渓記念館玄関前のハコネウツギ(花の色が白から紅色に徐々に変化します)や、池の中には睡蓮の白い清楚な花がポツポツと咲いています。
大池のほとりのハナショウブはまだ蕾みが固く、咲き競う姿を見られるのは6月に入ってからかな。
5/18から6/1まで、園内では「さつき盆栽展」も開催されています。
…
三渓園の様子・つづき … ボランティア・WanderVogel ― 2014/05/24
- -
三渓園内・大池の周りに咲く卯の花(ウツギ)
花の色はハコネウツギの方が変化も色気もあり、見応えがするのかもしれませんが、僕はこの楚々とした清楚な白花のウツギ(卯の花)の方が好きです。
大池の水面に張り出すように、細い枝先にいっぱい付いた純白の花の固まりが、しっとりと落ち着いた美しさを見せています。
バックには旧燈明寺本堂や林洞庵など古式な佇まいの建物が見え隠れして、鄙びた「和風」な雰囲気がとても良く合います。
ウツギの種類は本当にたくさんあります(国内だけでも12種もある)が、「卯の花」の別名を持つこのウツギは日本全土の山野・路傍に普通に自生しているだけに余計に鄙な「和」を感じてしまうのでしょうね。
(園内では他にマルバウツギも少し前まで満開でしたが、すでにこの時期は花を落としていました。)
ちなみに、ウツギやマルバウツギはユキノシタ科、ハコネウツギはスイカズラ科で、同じウツギの仲間と言っても花の醸し出す雰囲気は全然違います。
そういうところも花の魅力と言うか、面白いところなんでしょう。
…
三渓園内・大池の周りに咲く卯の花(ウツギ)
花の色はハコネウツギの方が変化も色気もあり、見応えがするのかもしれませんが、僕はこの楚々とした清楚な白花のウツギ(卯の花)の方が好きです。
大池の水面に張り出すように、細い枝先にいっぱい付いた純白の花の固まりが、しっとりと落ち着いた美しさを見せています。
バックには旧燈明寺本堂や林洞庵など古式な佇まいの建物が見え隠れして、鄙びた「和風」な雰囲気がとても良く合います。
ウツギの種類は本当にたくさんあります(国内だけでも12種もある)が、「卯の花」の別名を持つこのウツギは日本全土の山野・路傍に普通に自生しているだけに余計に鄙な「和」を感じてしまうのでしょうね。
(園内では他にマルバウツギも少し前まで満開でしたが、すでにこの時期は花を落としていました。)
ちなみに、ウツギやマルバウツギはユキノシタ科、ハコネウツギはスイカズラ科で、同じウツギの仲間と言っても花の醸し出す雰囲気は全然違います。
そういうところも花の魅力と言うか、面白いところなんでしょう。
…
山上の農園(5月)・夏野菜の植え込み … 畑仕事・WanderVogel ― 2014/05/25

- -
夕方の山上の畑、今日(日曜日)はお昼から夕方 日が暮れるまでしっかりと畑仕事でした。
周りにはこの時期、枝いっぱいに小さな白い花をつけるエゴノキやこのあたりに自生しているニシキウツギの花を見ることが出来ます。
また、この畑の脇にはキンカンの木が立っていて、美味しい金柑の小さな実が鈴なりになっています。
喉が渇いた時に少し食べると、口の中いっぱいに柑橘系の清涼感が広がります。
今日は、スナップエンドウと絹さやの最後の収穫をして、それらすべてを引っこ抜いてもう一度しっかり耕運機をかけます。
そして次は夏野菜の植え込みです。
夏野菜はピーマン、シシトウ、パプリカ、唐辛子、オクラ、ナス、ニガウリ、トマト、ズッキーニなどを植えます。
もう一面の畑に植わっていたワケギは、秋にまた植えられるように、球根をすべて抜いて保存しておきます。
収穫時期を逃して、花が咲いてしまったセロリもすべて取り除き、次回そこにも耕運機をかけて、今度はサツマイモを植えます。
今日の収穫は、大きくなったタマネギと間引きした長ネギです。気になっていた長ネギの植え替えも今日やっと終らせました。
ニンニクもだいぶ大きく育ってきていますが、収穫はあと1~2週間後かな。
今日の農作業は思いのほかはかどったので、心置きなくビールが飲めそうです!
…
夕方の山上の畑、今日(日曜日)はお昼から夕方 日が暮れるまでしっかりと畑仕事でした。
周りにはこの時期、枝いっぱいに小さな白い花をつけるエゴノキやこのあたりに自生しているニシキウツギの花を見ることが出来ます。
また、この畑の脇にはキンカンの木が立っていて、美味しい金柑の小さな実が鈴なりになっています。
喉が渇いた時に少し食べると、口の中いっぱいに柑橘系の清涼感が広がります。
今日は、スナップエンドウと絹さやの最後の収穫をして、それらすべてを引っこ抜いてもう一度しっかり耕運機をかけます。
そして次は夏野菜の植え込みです。
夏野菜はピーマン、シシトウ、パプリカ、唐辛子、オクラ、ナス、ニガウリ、トマト、ズッキーニなどを植えます。
もう一面の畑に植わっていたワケギは、秋にまた植えられるように、球根をすべて抜いて保存しておきます。
収穫時期を逃して、花が咲いてしまったセロリもすべて取り除き、次回そこにも耕運機をかけて、今度はサツマイモを植えます。
今日の収穫は、大きくなったタマネギと間引きした長ネギです。気になっていた長ネギの植え替えも今日やっと終らせました。
ニンニクもだいぶ大きく育ってきていますが、収穫はあと1~2週間後かな。
今日の農作業は思いのほかはかどったので、心置きなくビールが飲めそうです!
…
三渓園の様子・つづき … ボランティア・WanderVogel ― 2014/05/26
初夏の西丹沢渓流源流部フライフィッシング … FF・WanderVogel ― 2014/05/29
- -
仕事の予定が変更になり、思いがけず時間が空いたので、ここぞとばかりに西丹沢奥の渓流へフライフィッシングに出かけて来ました。
ちょっと目を離すとすぐに山へ、渓流へと出かけて行ってしまう、と叱られそうだが、こればかりは性分なので仕方ない。
休日でも人に会うことなどめったにない山奥の沢なので、ウィークデーなら渓流独り占めです。(あたりまえか、)
美しい渓流の水の流れと、日一日と緑の濃くなる木々に癒された一日を過ごすことが出来ました。
渓流沿いには(その昔盛んに植林されたのであろう)ニセアカシア(ハリエンジュ)の花がたくさん咲いています。
ガクウツギやマルバウツギ、バイカウツギも真っ盛り、林道脇の斜面を清楚な白い花で彩っています。
対岸の日当りには大木のミズキの花がだんだんと目立ち始めてきました。
十数年通い馴れた山域ですから、たっぷり2時間以上歩くことになる崩れた林道歩きもさほど苦にはなりません。
目指す沢まで、変わりゆく景色や季節の花々を観察しながら歩き通し、入渓点から沢へと降りていきます。
7フィート6インチ 4番の細いフライロッドを引っ掛けないように、慎重にゆっくりと水の中を歩き 滝を登り、アップストリームでフライをキャストしていきます。
風も暖かくなり、暗い沢の水温も上昇してきて、渓魚たちも沢の中央のヒラキに出て来ていますが、うっかり近づくと一斉に上流に逃げて去ってしまいます。
慎重なストーキングのあと、緩やかな流れの縁めがけて岩陰に隠れながら遠くからフライをキャストします。
水面に軽く落とし込んだ茶色の14番パラシュートフライにきれいなヤマメが一発で飛びついてきました。
岩の下に潜り込まれないように、ヤマメとのやり取りを楽しみます。
至福のひと時です。 そして、日本の渓流は本当に美しい!
ついでに言うと、このあたりは少なくともここ数年間はまったく放流していないということですので、釣れる魚はみな天然魚が自然の中で世代交代していったものだと思います。
(ここがどこかは残念ながら言えないけど…)
午後になると、空が一天にわかにかき曇り雷鳴が谷に轟き渡り、スコールのような豪雨となり、なんと雹まで降り出しました。
真夏のような積乱雲が引き起こした急激な天候の変化です。
狭い谷ではみるみる水かさが増え濁流となり、進退窮まることにもなりかねません。
早々に引き上げたのは言うまでもない。
先日の西丹沢FF:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/03/21/
…
仕事の予定が変更になり、思いがけず時間が空いたので、ここぞとばかりに西丹沢奥の渓流へフライフィッシングに出かけて来ました。
ちょっと目を離すとすぐに山へ、渓流へと出かけて行ってしまう、と叱られそうだが、こればかりは性分なので仕方ない。
休日でも人に会うことなどめったにない山奥の沢なので、ウィークデーなら渓流独り占めです。(あたりまえか、)
美しい渓流の水の流れと、日一日と緑の濃くなる木々に癒された一日を過ごすことが出来ました。
渓流沿いには(その昔盛んに植林されたのであろう)ニセアカシア(ハリエンジュ)の花がたくさん咲いています。
ガクウツギやマルバウツギ、バイカウツギも真っ盛り、林道脇の斜面を清楚な白い花で彩っています。
対岸の日当りには大木のミズキの花がだんだんと目立ち始めてきました。
十数年通い馴れた山域ですから、たっぷり2時間以上歩くことになる崩れた林道歩きもさほど苦にはなりません。
目指す沢まで、変わりゆく景色や季節の花々を観察しながら歩き通し、入渓点から沢へと降りていきます。
7フィート6インチ 4番の細いフライロッドを引っ掛けないように、慎重にゆっくりと水の中を歩き 滝を登り、アップストリームでフライをキャストしていきます。
風も暖かくなり、暗い沢の水温も上昇してきて、渓魚たちも沢の中央のヒラキに出て来ていますが、うっかり近づくと一斉に上流に逃げて去ってしまいます。
慎重なストーキングのあと、緩やかな流れの縁めがけて岩陰に隠れながら遠くからフライをキャストします。
水面に軽く落とし込んだ茶色の14番パラシュートフライにきれいなヤマメが一発で飛びついてきました。
岩の下に潜り込まれないように、ヤマメとのやり取りを楽しみます。
至福のひと時です。 そして、日本の渓流は本当に美しい!
ついでに言うと、このあたりは少なくともここ数年間はまったく放流していないということですので、釣れる魚はみな天然魚が自然の中で世代交代していったものだと思います。
(ここがどこかは残念ながら言えないけど…)
午後になると、空が一天にわかにかき曇り雷鳴が谷に轟き渡り、スコールのような豪雨となり、なんと雹まで降り出しました。
真夏のような積乱雲が引き起こした急激な天候の変化です。
狭い谷ではみるみる水かさが増え濁流となり、進退窮まることにもなりかねません。
早々に引き上げたのは言うまでもない。
先日の西丹沢FF:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/03/21/
…
初夏の西丹沢渓流源流部・自然観察 … FF・WanderVogel ― 2014/05/30
三渓園・大池のハナショウブと外苑の蛍 … ボランティア・WanderVogel ― 2014/05/31
- -
三渓園内の旧矢箆原家住宅でのガイドボランティア
6月に入りいよいよ園内の大池のほとりに咲く色鮮やかなハナショウブが見頃をむかえます。
5月の中ごろから咲き始めたキショウブ(黄菖蒲)も終わり、これから紫色が鮮やかなハナショウブが咲き揃い出します。
一番花、二番花、三番花と次々に咲き、5月下旬から6月中旬まで見頃の期間が長いのも魅力のひとつです。
今の時期は紫色のハナショウブが多く目につきますが、この先は濃い紫から純白まで無数の色のバリエーションを見せてくれます。
5/26のBlogで「この時期の三渓園は、観光客の少ない時間帯の朝のうちが特におすすめ」と書きましたが、5月31日(土)から6月8日(日)までは「蛍の夕べ」と銘打って、夜9時まで開園していますので、夕方から夜にかけてもおすすめです。
その時期特別にライトアップされた三重塔や陽の落ちた闇の中に静かに佇む茅葺き屋根をバックに、里山のような趣きの外苑の小川の流れにまたたき浮かぶ蛍の光が幻想的な雰囲気をつくり出します。
…
三渓園内の旧矢箆原家住宅でのガイドボランティア
6月に入りいよいよ園内の大池のほとりに咲く色鮮やかなハナショウブが見頃をむかえます。
5月の中ごろから咲き始めたキショウブ(黄菖蒲)も終わり、これから紫色が鮮やかなハナショウブが咲き揃い出します。
一番花、二番花、三番花と次々に咲き、5月下旬から6月中旬まで見頃の期間が長いのも魅力のひとつです。
今の時期は紫色のハナショウブが多く目につきますが、この先は濃い紫から純白まで無数の色のバリエーションを見せてくれます。
5/26のBlogで「この時期の三渓園は、観光客の少ない時間帯の朝のうちが特におすすめ」と書きましたが、5月31日(土)から6月8日(日)までは「蛍の夕べ」と銘打って、夜9時まで開園していますので、夕方から夜にかけてもおすすめです。
その時期特別にライトアップされた三重塔や陽の落ちた闇の中に静かに佇む茅葺き屋根をバックに、里山のような趣きの外苑の小川の流れにまたたき浮かぶ蛍の光が幻想的な雰囲気をつくり出します。
…
最近のコメント