初春(3月)の西丹沢渓流源流部フライフィッシング2 … FF・WanderVogel2015/03/15

バラシマ沢のヤマメ
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暖かくなったり、寒さがぶり返したりしていますが、昨日(土曜日)は陽射しが出て暖かくなることを期待して、西丹沢にある世附川支流に出かけてきました。

先日(3/3)に行った沢とは同じく世附川水系の支流なのだが、1本違う支流域に入りました。ここは先日の沢の渓相と比べると岩が全体的に黒っぽい感じで、ヤマメの身体の色もそれに合わせて少しサビた色をしています。
同じような沢でも、微妙に違う水底の岩の色に合わせて保護色に染まる自然の知恵にはいつも感心させられます。

魚の出方は前回同様に、まだ流下してくるエサを補食するのに馴れていない感じで、咥え方が下手くそでフライには出るのだけれどもフッキングしないケースが多かった。

朝、駐車場に着いた時(朝7時ころ)には、外気温は1~2度と少し冷え込んではいましたが、薄曇りの空でしたので昼頃には陽射しも期待出来るかな、と思って出発しましたが、これがまったく とんでもない結果となりました。

いつもと同じように、駐車場から2時間歩いて入渓地点にたどり着いた時には、どんよりとした暗い曇り空に変わり、おまけに白いものがチラチラと降り出してきました。
それが、11時を過ぎた頃には本格的な雪になりました。

僕もこの時期に雪が降るとはまったく考えていませんでしたので、ビックリです。というか、めちゃめちゃ寒いです。
フライを取り替えるにも寒くて手が震えて、6Xのティペットを上手く結ぶことが出来ません。

ドライフライでの釣りは、水面のフライが目で追えなければ勝負になりません。雪の落ちる水面では、フライなのか、雪なのか、白泡なのか、区別がつかず、全くお手上げです。
渓魚も底に沈んでじっとしているのか、水面にあまり興味を示してくれません。

それでもフライパターンを取っ替え引っ替えして、何とか釣り上げることが出来ましたが、今日はなかなか渋い釣りになりました。

ただ、川沿いにはダンコウバイの黄色い可愛らしい花が咲いていて、山間部でも徐々にではあるが春に向かっているのだなぁ、と感じられます。
そして今日もカモシカくんに会うことが出来ました。


コースタイム:(合計=約9時間)駐車場からポイントまでの林道歩き:行き2時間/帰り2時間30分、釣り:約4時間、昼食/他 約30分
浅瀬(7:10)~(途中の林道は相変わらず大崩れ)~水の木橋(8:30) ~(大棚沢林道)~ 切通沢橋(9:00) ~ (バラシマ沢に降り、準備を整えて開始(9:20) ~(バラシマ沢釣行)~ (11:00から雪が降り始める) ~ 雪の中で昼食(12:10~12:20) ~ 雪が止まず納竿(13:30) ~ バラシマ橋 ~(バラジマ林道)~ 切通沢橋(13:50) ~(大棚沢林道)~ 水の木橋(14:25) ~ 浅瀬駐車場(16:00)

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