三渓園・トサミズキの花が満開に! … 自然観察・WanderVogel2015/03/08

林洞庵と満開のトサミズキ
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三渓園外苑の「林洞庵」脇のトサミズキの花。すっかり満開の状態です。
このところ三回に渡って観察してきたトサミズキ(土佐水木)ですが、これが最終回(満開)です。

園内のウメの花も、最初に咲き始めた梅の木はすでに散り始め、次の花へと見どころが移っていきます。
早咲きの淡墨桜は早々とあらかた散ってしまっていて、サクラの花も次はソメイヨシノにバトンタッチという感じです。

今の花の見どころは、サンシュユ、マンサク、ヒイラギナンテンなどが黄色い花を咲かせています。
ピンクや白のアセビの花はもう終わりかな。水仙やヤブツバキもそろそろ終りに近づいています。大池の脇に咲くネコヤナギの柔らかいつぼみがなかなか見頃?です。

今日は朝から小雨が降ったり止んだりで、日中も肌寒い一日でした。
大池のキンクロハジロの集団も頭を翼の間に突っ込んだまま、じっと池面に浮かんでいました。

今日は、午前中は三渓園で行なわれたボランティアの会合に出席、午後は別の打合せに出かけましたが、街中を歩くと街路樹にも春の息吹を感じることが出来ました。
本牧の街路樹にはコブシが植えられていて、きれいな白い大きな花を咲かせていました。

コブシに良く似た花にタムシバというのがあります。谷川岳辺りでは、GWが過ぎたあたりに山麓に咲くタムシバの満開の花を見ることができます。
コブシとタムシバの違いは、白い大きな花の下に1枚葉が付いているのがコブシ、葉っぱのないのがタムシバ、遠目ではなかなか見分けが付きませんけどね。

打合せ先の近くの公園には、ソメイヨシノやミツバツツジ、フヨウなどに混じって、ネギ坊主のような花芽が可愛いハナミズキの木が春を待ちわびていました。

芽吹き:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/02/22/
堅い蕾:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/02/21/

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