静かに自然に帰る土壁・胞衣 みしゃぐち … 自然観察・WanderVogel2015/08/07

胞衣 - みしゃぐち
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越後妻有トリエンナーレ「大地の芸術祭」スナップ4・願入集落/みしゃぐち

「胞衣 - みしゃぐち」、突き固めた土壁が時間の変化で徐々に自然に帰っていくような、そんな静かで美しい光景を見ることができました。
作者が意図した姿なのかどうかは、僕には解りませんが、、「美しいなぁ」と感じた。

当初掛けられていた屋根が雪で?壊れ、朽ち果ててしまい、突き固められた土壁だけが風雨に晒され立っています。
中央の円形の中庭部分も当初は割栗石大の丸石が敷き詰められていたと記憶していますが、10年の歳月は人の手の記憶を徐々に自然が覆い隠すかのように、自然に帰っていきます。

雨や風、雪で削られ、強い陽射しに焼かれ、表面もぽろぽろと風化してきていますが、よく見るとそこに植物が取り付き、自分の居場所を作り始めています。

平らな部分には、草本や樹木がしっかりと根を張っています。垂直な土壁部分には、シダ類や地衣類が取り付いていました。

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