木造駅舎・東急池上線 戸越銀座駅 … 建築・街歩き2017/02/07

戸越銀座駅
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昨年暮れ12月にリニューアルした東急池上線の戸越銀座駅のホーム。

よくTVなどでも取り上げられることの多い「戸越銀座商店街」、その最寄り駅にあたるのがこの「戸越公園駅」ですよ。

1927(昭和2)年の開業以来 90年ぶりのリニューアルだということと、木造で新しく造られたホーム屋根というのが東京では珍しい、ということで建築関連のニュースでもけっこう取り上げられていました。
東京の多摩地区で産出された「多摩産」材にこだわって、その木板を格子状に折曲げるように組み合わせてデザインされた屋根が特徴で、ついでに壁もベンチも木製というわけです。
東京都の「森林・林業再生基盤づくり交付金」事業の補助金を受けて実施されたもので、これも都内の鉄道施設としては初の事例なのだそうです。

新しくデザインされた木製の駅舎というくくりで言えば特筆して「珍しい」というものではないのだろうだが、首都圏では余りお目にかかれないので、これからこういった温かみのある素材を使った公共デザインが多くなるとギスギスした世の中も少しは「やわらぎ」を感じられるのではないか、と思ったりする。

でも、こういった試みは出来上がってみれば何てことなく見えるのだが、実際にかたちになるまでは大変なやり取りがあったのだろうなぁ、などと変な勘繰りをしてしまいます。特に交付金などの補助金がらみだと、余計な面倒が多そうで、、、などと要らぬことにまで気を回してしまいます。

それはさておき、今日のような快晴の陽の中で見ると、なんだかホーム全体が輝いて見えたなぁ。

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