西丹沢の森・植林地の下草刈り作業 … インストラクター・WanderVogel2014/07/26

植林地の下草刈り
- -
今日(7/26)は西丹沢の森で行われた下草刈りのインストラクターとして、熱中症注意報が出ているなか、山の斜面に張り付いていました。

よく陽の当たる東南向きの斜面なので、雑草も良く茂っていて(特にチカラシバ)なかなか手強い。

植林した樹木はブナが多く、育ちの良いものから下草に背丈まで達せずに埋もれてしまっている苗木もあります。そういった背の低いものは、あとで補植されたものなので一緒に刈り取らないよう注意をしてもらわないといけません。

下草はススキやオギが多いと思っていたのだが、意外にチカラシバが多く見られる。
試験管ブラシのような独特な形状をした穂がついていて、全体が薄い紫色をしたきれいな穂なのだが、小穂の根元に細かい逆さ棘が付いていて服や靴にくっ付くとなかなか取れない。

普通は道端などにはえている雑草なのだが、こういった斜面にもはえるのだろう。ひとつひとつがけっこう大きな株になっています。
非常にしっかりした草で、引き抜くにも、刈り取るにも力のいるやっかいな草である。和名の「力芝」もひきちぎるのに力がいる、という意味から付けられた。

参加者の熱中症が心配で、作業自体は午前中で終了となったが、さすがに300名以上の参加者で一斉に下草刈りをすると、目に見えて効果が解ります。
作業前と作業後では全く見違えてしまうくらいきれいに刈り取ることが出来ました。
みなさん、自然の中で精一杯良い汗をかいてもらったことと思います。お疲れさまでした。

作業の帰り、我々はインストラクター仲間と夕暮れの横浜のビアホールに直行したのは言うまでもない…

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/07/27/7399393/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

アクセスカウンター