久しぶりのロングツーリング・東北05 … バイクツーリング・WanderVogel ― 2014/08/14
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ツーリング4日目(新潟県清津峡)、まさかのマシントラブル
前日に鶴岡市から村上を抜け、日本海沿いに下ってきて順調に柏崎辺りまで走ったところで急にマシントラブル。
電送系の不具合か2つあるエンジンのうち、右側がスパークしない。その前から少しおかしな兆候はあったが、ヒューズやオイルポンプその他には不具合はなく、理由が解らない。
奥深い山の中ではどうしょうもなく、とりあえずだましだましで(いわゆる)片肺状態で、清津峡YH(せとぐち温泉)まで自走してきました。
プラグを抜いて掃除してみるもやはりスパークせず、プラグかとも思ったがその前の状況を考えると配線がどこかで破断しているのか、、とも考えられる。
いずれにせよ、ここで対処出来るようなトラブルでもなく、あきらめて何はともあれ天然温泉にゆったり入って、風呂上がりのビールを飲んで様子を見ることにした。(といって、様子を見たところで、その症状が改善するわけでもないが、そこは明日考えることにして、とりあえず今日の無事を祝った。)
普段あまり気に掛けていなかったことがバイクの機嫌を損ねたのか、、、長い間ではまあこういうこともあるか…。
清津峡YHは、建物自体は昭和始めに造られた昔ながらの旅籠のような造りで、なかなか風情があって良い。
別の言い方をすると、施設的にも設備的にも古めかしさを十分に感じさせる建物ですので、戸や窓を閉め切っても虫の浸入は致し方ない。そのへんのところは好きずきだろうと思います。
食事はいわゆる田舎風で、これも好きずきですが、YHとしては悪くはない。もっと言えばもっと田舎風と言うか、地元の普通の家庭の食事・おかずであっても僕は良かったと思います。
囲炉裏端での食事で、旅館部のお客さんには囲炉裏で焼くような特別料理が付くが、YHは残念ながら別料金となる。(まあ、あたりまえだが…)
お風呂は天然温泉で、近くの松之山温泉ほどの個性的で強烈な泉質ではないが、ナトリウム塩化物泉で肌にやさしい落ち着いた温泉が楽しめた。
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ツーリング4日目(新潟県清津峡)、まさかのマシントラブル
前日に鶴岡市から村上を抜け、日本海沿いに下ってきて順調に柏崎辺りまで走ったところで急にマシントラブル。
電送系の不具合か2つあるエンジンのうち、右側がスパークしない。その前から少しおかしな兆候はあったが、ヒューズやオイルポンプその他には不具合はなく、理由が解らない。
奥深い山の中ではどうしょうもなく、とりあえずだましだましで(いわゆる)片肺状態で、清津峡YH(せとぐち温泉)まで自走してきました。
プラグを抜いて掃除してみるもやはりスパークせず、プラグかとも思ったがその前の状況を考えると配線がどこかで破断しているのか、、とも考えられる。
いずれにせよ、ここで対処出来るようなトラブルでもなく、あきらめて何はともあれ天然温泉にゆったり入って、風呂上がりのビールを飲んで様子を見ることにした。(といって、様子を見たところで、その症状が改善するわけでもないが、そこは明日考えることにして、とりあえず今日の無事を祝った。)
普段あまり気に掛けていなかったことがバイクの機嫌を損ねたのか、、、長い間ではまあこういうこともあるか…。
清津峡YHは、建物自体は昭和始めに造られた昔ながらの旅籠のような造りで、なかなか風情があって良い。
別の言い方をすると、施設的にも設備的にも古めかしさを十分に感じさせる建物ですので、戸や窓を閉め切っても虫の浸入は致し方ない。そのへんのところは好きずきだろうと思います。
食事はいわゆる田舎風で、これも好きずきですが、YHとしては悪くはない。もっと言えばもっと田舎風と言うか、地元の普通の家庭の食事・おかずであっても僕は良かったと思います。
囲炉裏端での食事で、旅館部のお客さんには囲炉裏で焼くような特別料理が付くが、YHは残念ながら別料金となる。(まあ、あたりまえだが…)
お風呂は天然温泉で、近くの松之山温泉ほどの個性的で強烈な泉質ではないが、ナトリウム塩化物泉で肌にやさしい落ち着いた温泉が楽しめた。
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山上の農園(8月)・何はともあれ収穫1 … 畑仕事・WanderVogel ― 2014/08/15
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8月に入り、お盆前にツーリングで4日間も家を空けていたので、戻ってすぐに畑に出かけた。
夏野菜は1日収穫しないと食べ頃を逃してしまうので、今日は大きくなり過ぎて筋張ってしまったオクラを30本以上も捨てることになってしまった。
キュウリも大きくなり過ぎて、可愛らしさを通り越してお化けウリのようになってしまった。
ピーマンやシシトウ、シカクマメも大きなビニール袋一杯になるくらいの収穫になりました。
ゴーヤーのうちのいくつかは熟れ過ぎて黄色くなってすでに紅い種が飛び出しています。種は来年の植え付けのために取っておこう。食べ頃サイズのゴーヤーを10個くらい収穫。
(写真)ズッキーニのひとつは大きなヘチマのようになっていて、どうやって食べようか思案しています。
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8月に入り、お盆前にツーリングで4日間も家を空けていたので、戻ってすぐに畑に出かけた。
夏野菜は1日収穫しないと食べ頃を逃してしまうので、今日は大きくなり過ぎて筋張ってしまったオクラを30本以上も捨てることになってしまった。
キュウリも大きくなり過ぎて、可愛らしさを通り越してお化けウリのようになってしまった。
ピーマンやシシトウ、シカクマメも大きなビニール袋一杯になるくらいの収穫になりました。
ゴーヤーのうちのいくつかは熟れ過ぎて黄色くなってすでに紅い種が飛び出しています。種は来年の植え付けのために取っておこう。食べ頃サイズのゴーヤーを10個くらい収穫。
(写真)ズッキーニのひとつは大きなヘチマのようになっていて、どうやって食べようか思案しています。
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山上の農園(8月)・何はともあれ収穫2 … 畑仕事・WanderVogel ― 2014/08/15

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収穫作業を久しぶりに大学生の姪が手伝って?くれた。
といっても、格好を見ても解るように畑仕事にはまったく戦力にはならない。 が、まあそれはそれでよいか。
隣の畑で育てているカボチャを分けてもらい、おおきな食べ頃サイズを2つゲットしてうれしがっていた。
収穫を終えたあとに、お昼を食べにみんなで中華街へ出かけ食事をしたりなどしたので、畑仕事がメインだったのかお昼がメインだったのかよくわからない。
ゴーヤーとオクラはあと1回収穫したらおしまいですね。その他の夏野菜もそろそろ終わりが近いです。
次は秋の野菜の準備です。
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収穫作業を久しぶりに大学生の姪が手伝って?くれた。
といっても、格好を見ても解るように畑仕事にはまったく戦力にはならない。 が、まあそれはそれでよいか。
隣の畑で育てているカボチャを分けてもらい、おおきな食べ頃サイズを2つゲットしてうれしがっていた。
収穫を終えたあとに、お昼を食べにみんなで中華街へ出かけ食事をしたりなどしたので、畑仕事がメインだったのかお昼がメインだったのかよくわからない。
ゴーヤーとオクラはあと1回収穫したらおしまいですね。その他の夏野菜もそろそろ終わりが近いです。
次は秋の野菜の準備です。
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やどりき水源林のつどい・丹沢 寄(やどりき)沢 … インストラクター・WanderVogel ― 2014/08/16

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今日(8/16・金)は丹沢の寄(やどりき)沢にある、神奈川森林インストラクターのホームグラウンドである「やどりき水源林」で、年1回の野外イベントが行われた。
今年は例年を倍も上回る参加者が集まり、スタッフを含めると700名以上の人数になり、盛大に賑やかに行われました。
天気もかんかん照りでもなく、薄曇りの中たまに陽が差す程度のちょうど良い感じの天気で、熱中症の心配もせずに参加者全員、水辺の脇の広場で涼しげな沢の音を聴きながらリラックスした時間が過ごせたと思います。
水源林内の散策コースはあいにく前日に雨が降ったこともあって、ヤマビルが活発に動き回っていた。インストラクターの説明付きの散策でも靴からズボンの上までさかんに登ってくるヤマビルの姿が目につきました。見つけ次第、塩を掛けて退治するので、実際に噛まれて血を吸われたという実害は無かったと思います。
草笛を作るブースや木を使った簡単な工芸品作り、丸太切り体験と木のおもちゃづくり、やどりき沢に入っての水生生物観察会、などさまざまな催し物ブースはどこも盛況でした。
森林の大切さや森づくりの話しなどのコーナーも、自然保護活動の啓蒙・募金のコーナーも多くの方に集まってもらい、活況を見せていました。
毎年だんだんとこういった活動も認知度が上がってきているような気がします。大変良いことです。
イベントの目玉「鹿シチュー」の無料配布も毎回人気が高い。
僕は昨年・一昨年と同じように、3杯もお代わりしてしまいました。普段馴染みのない鹿肉ですが、柔らかい赤身肉で独特のコクがあって、僕は美味しいと思います。ただ、自分で狩るのはちょっと…
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今日(8/16・金)は丹沢の寄(やどりき)沢にある、神奈川森林インストラクターのホームグラウンドである「やどりき水源林」で、年1回の野外イベントが行われた。
今年は例年を倍も上回る参加者が集まり、スタッフを含めると700名以上の人数になり、盛大に賑やかに行われました。
天気もかんかん照りでもなく、薄曇りの中たまに陽が差す程度のちょうど良い感じの天気で、熱中症の心配もせずに参加者全員、水辺の脇の広場で涼しげな沢の音を聴きながらリラックスした時間が過ごせたと思います。
水源林内の散策コースはあいにく前日に雨が降ったこともあって、ヤマビルが活発に動き回っていた。インストラクターの説明付きの散策でも靴からズボンの上までさかんに登ってくるヤマビルの姿が目につきました。見つけ次第、塩を掛けて退治するので、実際に噛まれて血を吸われたという実害は無かったと思います。
草笛を作るブースや木を使った簡単な工芸品作り、丸太切り体験と木のおもちゃづくり、やどりき沢に入っての水生生物観察会、などさまざまな催し物ブースはどこも盛況でした。
森林の大切さや森づくりの話しなどのコーナーも、自然保護活動の啓蒙・募金のコーナーも多くの方に集まってもらい、活況を見せていました。
毎年だんだんとこういった活動も認知度が上がってきているような気がします。大変良いことです。
イベントの目玉「鹿シチュー」の無料配布も毎回人気が高い。
僕は昨年・一昨年と同じように、3杯もお代わりしてしまいました。普段馴染みのない鹿肉ですが、柔らかい赤身肉で独特のコクがあって、僕は美味しいと思います。ただ、自分で狩るのはちょっと…
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大池の植物・ガマ … 三渓園・WanderVogel ― 2014/08/17
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三渓園の大池の水辺に生えているガマ(蒲)。
日本で見られるガマの種類にはコガマ、ヒメガマ、ガマとあるが、これはガマだと思う。
ガマは古来から人々の暮らしに利用されていて、葉や茎は筵や簾を編むのに使われ、穂は綿の代わりにふとんにしたという。
「蒲団」という文字も元はここから来ているというが、語源辞典では少しニュアンスが違う。
蒲団は、禅僧が座禅のときに用いる「蒲の葉」で編んだ円い敷物であった。円い蒲という意味で「蒲団」(「団」には「丸い」という意味がある)と書き、唐音で「ふとん」と読んだ。
やがて、寝具の「ふとん」と敷物の「ふとん」は区別され、寝具を「蒲団」、敷物を「座蒲団」となり、「蒲」の意味が薄れ「布」という字が当てられて、「布団」や「座布団」の表記になった。
とある。
まあ、今では布団には蒲(がま)を使うことなど無いのだから、「布団」という表記のほうがスッキリする。
では、どの部分が蒲団の中身になるのだろう。
秋に茶色く見える雌の花穂の綿・穂絮(ほわた)が種子をつけたて綿毛状になってはぜて出てくるから、これを集めて蒲団にしたのだろうな。
でも、蒲団にするには相当数集めないといけないだろうし、湿気を吸えば当然取り替えることにもなるのだろうから、補充分も確保しておくのだろうか?
昔の農家・民家では敷き布団は藁布団だったというから、ガマの蒲団は掛け蒲団か?
触ったことが無いのでハッキリとはわからないが、綿毛状の穂を詰めたのだろうから、ちょっと羽毛布団に似た感じがするのかもしれんなぁ。
そんなことないか。
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三渓園の大池の水辺に生えているガマ(蒲)。
日本で見られるガマの種類にはコガマ、ヒメガマ、ガマとあるが、これはガマだと思う。
ガマは古来から人々の暮らしに利用されていて、葉や茎は筵や簾を編むのに使われ、穂は綿の代わりにふとんにしたという。
「蒲団」という文字も元はここから来ているというが、語源辞典では少しニュアンスが違う。
蒲団は、禅僧が座禅のときに用いる「蒲の葉」で編んだ円い敷物であった。円い蒲という意味で「蒲団」(「団」には「丸い」という意味がある)と書き、唐音で「ふとん」と読んだ。
やがて、寝具の「ふとん」と敷物の「ふとん」は区別され、寝具を「蒲団」、敷物を「座蒲団」となり、「蒲」の意味が薄れ「布」という字が当てられて、「布団」や「座布団」の表記になった。
とある。
まあ、今では布団には蒲(がま)を使うことなど無いのだから、「布団」という表記のほうがスッキリする。
では、どの部分が蒲団の中身になるのだろう。
秋に茶色く見える雌の花穂の綿・穂絮(ほわた)が種子をつけたて綿毛状になってはぜて出てくるから、これを集めて蒲団にしたのだろうな。
でも、蒲団にするには相当数集めないといけないだろうし、湿気を吸えば当然取り替えることにもなるのだろうから、補充分も確保しておくのだろうか?
昔の農家・民家では敷き布団は藁布団だったというから、ガマの蒲団は掛け蒲団か?
触ったことが無いのでハッキリとはわからないが、綿毛状の穂を詰めたのだろうから、ちょっと羽毛布団に似た感じがするのかもしれんなぁ。
そんなことないか。
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天候急変についての注意・注意喚起のチラシ … 自然公園指導員・WanderVogel ― 2014/08/20
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このところの全国的な異常気象(最近では異常気象つづきで、異常ではなく通常化してきているような気もするが,,,)に伴う山や沢での遭難・事故の多発を受けて、「注意喚起のチラシ」配布することなりました。
8月1日に「神奈川県山北町中川のウェルキャンプ西丹沢」で起きた。増水した川に四駆が流されるという痛ましい事故を受けての緊急措置だと思いますが、「天候急変についての注意」という黒岩知事発(8月6日 発)「緊急アピール」に基づく「注意喚起のチラシ」が、神奈川県自然公園指導員のメンバーにも、配信されてきていました。
川の中州をキャンプサイトとする、通常ではあまり考えられないような設定をキャンプ場自らが行っていたのでは、この注意喚起も効果半分かと思いますが、自分(家族)の身を守るのは自分しか無いというのが山での鉄則であることは忘れてはいけない、ということです。
後日談として、この氾濫した川は実際にテントを張っていた中州までは達することなく、あわてて増水した川を渡って避難せずに、テント内に残っていれば助かったというのも、何ともやるせない。
この中川の尾根を挟んだ東側には、十数年前(1999年夏)にも大雨による川の増水で、同じく中州で遊んでいた家族連れが次々に濁流に呑み込まれる(TV実況もされたので特に印象に残っている)という大災害を引き起こした「玄倉川」がある。
また、丹沢湖に注ぎ込むもう1本の河川「世附川」も、数年前の台風による河岸の大崩落で、主要林道が跡形もなく消え去り、今もって不通になったままです。
このように、自然は(川、沢、谷沿いの地形など水に絡むところは特に)ひとたび豪雨に見舞われると、穏やかな景色が一変し、一気に牙を剥く危険性をはらんでいることを忘れてはいけない。
自然公園指導員連絡会でも急遽、会員を募って先日の8月17日、ヤビツ峠、大倉バス停、西丹沢自然教室の3カ所でチラシ配布を行いました。
私はちょうど予定が入っていて、これには残念ながら参加出来ませんでしたが、今後とも配布をお願いしますということですので、遅ればせながらBlogにUPしようかと。
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このところの全国的な異常気象(最近では異常気象つづきで、異常ではなく通常化してきているような気もするが,,,)に伴う山や沢での遭難・事故の多発を受けて、「注意喚起のチラシ」配布することなりました。
8月1日に「神奈川県山北町中川のウェルキャンプ西丹沢」で起きた。増水した川に四駆が流されるという痛ましい事故を受けての緊急措置だと思いますが、「天候急変についての注意」という黒岩知事発(8月6日 発)「緊急アピール」に基づく「注意喚起のチラシ」が、神奈川県自然公園指導員のメンバーにも、配信されてきていました。
川の中州をキャンプサイトとする、通常ではあまり考えられないような設定をキャンプ場自らが行っていたのでは、この注意喚起も効果半分かと思いますが、自分(家族)の身を守るのは自分しか無いというのが山での鉄則であることは忘れてはいけない、ということです。
後日談として、この氾濫した川は実際にテントを張っていた中州までは達することなく、あわてて増水した川を渡って避難せずに、テント内に残っていれば助かったというのも、何ともやるせない。
この中川の尾根を挟んだ東側には、十数年前(1999年夏)にも大雨による川の増水で、同じく中州で遊んでいた家族連れが次々に濁流に呑み込まれる(TV実況もされたので特に印象に残っている)という大災害を引き起こした「玄倉川」がある。
また、丹沢湖に注ぎ込むもう1本の河川「世附川」も、数年前の台風による河岸の大崩落で、主要林道が跡形もなく消え去り、今もって不通になったままです。
このように、自然は(川、沢、谷沿いの地形など水に絡むところは特に)ひとたび豪雨に見舞われると、穏やかな景色が一変し、一気に牙を剥く危険性をはらんでいることを忘れてはいけない。
自然公園指導員連絡会でも急遽、会員を募って先日の8月17日、ヤビツ峠、大倉バス停、西丹沢自然教室の3カ所でチラシ配布を行いました。
私はちょうど予定が入っていて、これには残念ながら参加出来ませんでしたが、今後とも配布をお願いしますということですので、遅ればせながらBlogにUPしようかと。
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箱根の山で見つけたキクラゲで原発事故を思う … 自然観察・WanderVogel ― 2014/08/21
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普段口にする身近なキノコといえば、シイタケ、シメジ、ナメコ、えのき茸、舞茸などだが、スーパーなどで売っているそのほとんど全てがキノコ工場生産品で、露地物は一部シイタケくらいか。
最近では天然物は(特に福島県や東北地方などでは)残留放射性物質のことがあって、素直に歓迎されないことが多い。
実際に採ることも販売することも出来ない地域はかなりの面積に及ぶし、自分で採って食べることもある意味、自己責任となっているくらいだ。(これは山菜も渓流魚も、海の魚でも同じこと。採取を禁止している地域は今でも広範囲に及んでいる。)
写真は箱根の山歩きで見かけた天然物のキクラゲ。
市場で売っている乾燥きくらげは国産自給率わずか2%で、輸入される乾燥きくらげの99%が中国産だといわれている。
中国製の食品は加工時の薬品漬けの実態などを考えると、口に入れるには何となくリスクを感じる。かといって、上記のように国産の天然物だからといって絶対安心かと言うと、いずれにせよ自己責任ということになる。
もろもろを考えると、「原発事故」の後遺症というか、今もなお大量の放射性物質を拡散し続けている福島第一原発の現実を考えると、この先何年も いや何十年も日本の国土を蝕み続けることになるんだろう。
ほんとうに原発というのは、とても高いリスクを背負っている施設なんだな、と言わざるを得ない。
そこまでの高いリスクを抱えても「原子力」の利用を捨てきれない要因は、たんに電力確保だけではないんだろうな。(そう考えなければどうしたって理屈に合わない。)
野山で見つけたキノコを見て、こんなことを考えずにはいられない日本の現状がとっても悲しい。
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普段口にする身近なキノコといえば、シイタケ、シメジ、ナメコ、えのき茸、舞茸などだが、スーパーなどで売っているそのほとんど全てがキノコ工場生産品で、露地物は一部シイタケくらいか。
最近では天然物は(特に福島県や東北地方などでは)残留放射性物質のことがあって、素直に歓迎されないことが多い。
実際に採ることも販売することも出来ない地域はかなりの面積に及ぶし、自分で採って食べることもある意味、自己責任となっているくらいだ。(これは山菜も渓流魚も、海の魚でも同じこと。採取を禁止している地域は今でも広範囲に及んでいる。)
写真は箱根の山歩きで見かけた天然物のキクラゲ。
市場で売っている乾燥きくらげは国産自給率わずか2%で、輸入される乾燥きくらげの99%が中国産だといわれている。
中国製の食品は加工時の薬品漬けの実態などを考えると、口に入れるには何となくリスクを感じる。かといって、上記のように国産の天然物だからといって絶対安心かと言うと、いずれにせよ自己責任ということになる。
もろもろを考えると、「原発事故」の後遺症というか、今もなお大量の放射性物質を拡散し続けている福島第一原発の現実を考えると、この先何年も いや何十年も日本の国土を蝕み続けることになるんだろう。
ほんとうに原発というのは、とても高いリスクを背負っている施設なんだな、と言わざるを得ない。
そこまでの高いリスクを抱えても「原子力」の利用を捨てきれない要因は、たんに電力確保だけではないんだろうな。(そう考えなければどうしたって理屈に合わない。)
野山で見つけたキノコを見て、こんなことを考えずにはいられない日本の現状がとっても悲しい。
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今日やっと修理工房にバイクを持込む … バイクメンテナンス・WanderVogel ― 2014/08/22
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お盆の東北ロングツーリングで不調になっていたエンジンを、今日やっと横浜の都筑区にあるモトグッチの修理工房まで自走して持って行くことが出来た。
今週は土・日も打合せや検査などで時間が取れないので、今日バタバタと慌ただしく持ち込んだ、というわけだ。
この炎天下の低速走りは道路表面の照り返しが凄まじく、上と下から同時に炙られているようで、乗っている人間のほうが参ってしまいそうだった。
相変わらずの片肺状態でエンジンが1つしか動かないのだが、だましだまし修理工房まで持って行った。普通なら40分程度の距離なのだが、倍近くの時間を掛けて、エンジンやミッション、クラッチに負担のかからないようにゆっくりと移動させた。
といっても、バイクのエンジンにはずいぶんと無理を強いて、とても可哀相なことをしたなぁ。
MOTO LAVORO(旧グッチスポルトジングウシ)を主催する神宮司さんは日本を代表する(世界でも有名な)モトグッチエンジニア&コンストラクターなので、ここでダメなら直してくれるところは無い、と僕は思っている。ちょっと変わったオヤジだけど。
修理依頼もたくさんあるのだろう。かなり忙しそうだ。
実際に今日持込んでみても、4台ある修理台全てにバラされたモトグッチが載っている状態なので、こりゃ順番待ちだな…。
まあ、今のところ次に乗る具体的な予定はないので、修理を急ぎはしないが、重症(=高額請求)でないことを祈るだけです。
…
お盆の東北ロングツーリングで不調になっていたエンジンを、今日やっと横浜の都筑区にあるモトグッチの修理工房まで自走して持って行くことが出来た。
今週は土・日も打合せや検査などで時間が取れないので、今日バタバタと慌ただしく持ち込んだ、というわけだ。
この炎天下の低速走りは道路表面の照り返しが凄まじく、上と下から同時に炙られているようで、乗っている人間のほうが参ってしまいそうだった。
相変わらずの片肺状態でエンジンが1つしか動かないのだが、だましだまし修理工房まで持って行った。普通なら40分程度の距離なのだが、倍近くの時間を掛けて、エンジンやミッション、クラッチに負担のかからないようにゆっくりと移動させた。
といっても、バイクのエンジンにはずいぶんと無理を強いて、とても可哀相なことをしたなぁ。
MOTO LAVORO(旧グッチスポルトジングウシ)を主催する神宮司さんは日本を代表する(世界でも有名な)モトグッチエンジニア&コンストラクターなので、ここでダメなら直してくれるところは無い、と僕は思っている。ちょっと変わったオヤジだけど。
修理依頼もたくさんあるのだろう。かなり忙しそうだ。
実際に今日持込んでみても、4台ある修理台全てにバラされたモトグッチが載っている状態なので、こりゃ順番待ちだな…。
まあ、今のところ次に乗る具体的な予定はないので、修理を急ぎはしないが、重症(=高額請求)でないことを祈るだけです。
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三渓園・コブシの不思議な形の実 … 自然観察・WanderVogel ― 2014/08/23
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今日(土曜日)は、三渓園・旧矢箆原家住宅でのガイドボランティアの日でした。
朝から薄曇りで、昼前にザッと雨が落ちてきたのでだいぶ過ごし易く、清涼感のある一日になりました。
サルスベリやムクゲ、フヨウといった夏の花もあらかた終わりに近づき、花の色もくすんで少し精彩を欠いています。
でも、来年に向かって確実に草木たちは実・果実を付け始めています。コナラやクヌギのドングリはだんだんと大きく膨らんできて、ヤブミョウガやヨウシュヤマゴボウの実も色付き始めてきました。
ムラサキシキブやヒヨドリジョウゴ、カクレミノなどの実はまだ小さく色も緑のままですが、日に日に目立つようになってきています。
写真は三重塔下の斜面に何本か植えられている、コブシの木です。枝いっぱいに奇妙な形の実がたくさんぶら下がっています。
春に白い大きな花を咲かせるコブシですが、実のほうはあまり馴染みがないかもしれません。
でも、「コブシ」と言う名前の由来は、この実の形からきているんです。
この実が拳を握った時の形によく似ているのでコブシを付けられました。そう思ってみると、ゴツゴツしていて確かに握りこぶしに似ていますよね。
実の外皮は今はまだ緑色がかっていますが、これから徐々にピンク色に染まっていき、そのうち中から真っ赤な実がいくつも弾け出てきます。
熟しきった実は前触れなくポトリと落ちてきますので、上にも注意して歩かないと服に紅色が付いてしまいますよ。
コブシの花:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/04/17/
山に実るコブシの実:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2013/09/29/
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今日(土曜日)は、三渓園・旧矢箆原家住宅でのガイドボランティアの日でした。
朝から薄曇りで、昼前にザッと雨が落ちてきたのでだいぶ過ごし易く、清涼感のある一日になりました。
サルスベリやムクゲ、フヨウといった夏の花もあらかた終わりに近づき、花の色もくすんで少し精彩を欠いています。
でも、来年に向かって確実に草木たちは実・果実を付け始めています。コナラやクヌギのドングリはだんだんと大きく膨らんできて、ヤブミョウガやヨウシュヤマゴボウの実も色付き始めてきました。
ムラサキシキブやヒヨドリジョウゴ、カクレミノなどの実はまだ小さく色も緑のままですが、日に日に目立つようになってきています。
写真は三重塔下の斜面に何本か植えられている、コブシの木です。枝いっぱいに奇妙な形の実がたくさんぶら下がっています。
春に白い大きな花を咲かせるコブシですが、実のほうはあまり馴染みがないかもしれません。
でも、「コブシ」と言う名前の由来は、この実の形からきているんです。
この実が拳を握った時の形によく似ているのでコブシを付けられました。そう思ってみると、ゴツゴツしていて確かに握りこぶしに似ていますよね。
実の外皮は今はまだ緑色がかっていますが、これから徐々にピンク色に染まっていき、そのうち中から真っ赤な実がいくつも弾け出てきます。
熟しきった実は前触れなくポトリと落ちてきますので、上にも注意して歩かないと服に紅色が付いてしまいますよ。
コブシの花:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/04/17/
山に実るコブシの実:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2013/09/29/
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