葉の下に隠れるように咲く、ヤマウコギの雌花 … 自然観察・WanderVogel2017/06/07

ヤマウコギの雌花
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横浜自然観察の森の林内で見かけたヤマウコギの雌木

ハリギリやタラノキ、ウド、コシアブラなどと同じウコギ科の落葉低木になります。
芽吹きの春、新芽は山菜としても人気があります。
ヤマウコギの木にはオス・メス(雌雄別株)があって、これは雌の木。
薄緑色をした雌花の先からは、二股に分かれた花柱が四方八方に長く飛び出しています。

集まって咲く(散形花序)小さな花は葉の下にぶら下がるように付くので、上からだけ見ると見つけにくいですが、下から覗き込むように観察すると、可愛らしい花を見つけることが出来ます。
こうして拡大してみると花の作りがよく解り、また違った観察の楽しみ方が出来ますね。

特徴のある5枚の掌状複葉の葉は互生と書かれてていますが、短枝に集まって出ているので一見すると輪生しているようにも見えます。

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