ボルネオ・マヌカン島で見た樹木の正体は? … Borneo Trekking・WanderVogel2017/10/22

ヒノキ科?
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職業柄、日本でも海外でも、そこに生えている樹木には人一倍感心があるので、いろいろなところを旅して歩いていると、名前の解らない樹木や初めて見る草花などがけっこうあって、旅と山歩きは興味が尽きないものなんですよ。


今日は大型台風接近で家でじっとしているしかなかったので、先日のボルネオ旅行の写真を全て見直して、一気に写真整理をし終わったところです。
ムービーの整理までは疲れて出来なかったので、次回機会をみてしようと思っている。

写真の針葉樹はボルネオ島の熱帯雨林の中ではなく、サピ島やマヌカン島のビーチにあたかも日本の「白砂青松」といった趣きで生えていた針葉樹です。
植物に詳しい現地のガイドさんに聞いてみると「ヒノキの仲間だ」と言っていたが、それが分類上「ヒノキ科に属する樹木」という意味なのかどうかまでは解らなかった。

葉っぱを見るとまるでスギナやトクサのような形状をしているので、ヒノキ科に属するとしても何と言う樹木なのか僕にはそれ以上の知識は無かった。

日本に帰って来て、図鑑やnet検索で出来る範囲で調べてみたのだが、う~ん、、なかなかこれだ!という樹木の写真にはまだたどり着けないでいる。
ただ、頭の片隅の引出しにはしまっておくことにしよう。何かの折りにふとその疑問が溶けることも多々あるのだから。。。
一つ言えるのはまだまだ、勉強と修行が足りないということだ。


南の島のビーチの白い砂の上には、右上のような乾燥した球果(ヒノキぼっくり?)がたくさん落ちていた。
こんな感じで、ヒノキぼっくりとその中に入っている種子は波に運ばれて、別の海岸に流れ着き、発芽して増えていくのだろうか?など想像してみた。
ヒノキぼっくりの中には、日本のヒノキの種子よりもすこし翼の長い形状の2~3mmの種子がたくさん入っていた。写真右上の乾燥して茶色くなったヒノキぼっくりの表面に見えるたくさんの口は、その翼果が飛び出した跡なのだろう。

翼果自体は風に乗って飛ばされていく形状なので,種子が波間に浮かんで島に流れ着くとは思えないので、やはりこのヒノキぼっくりごとプカプカ浮いて流れていくのだろうか?


白い州浜にはこのヒノキの仲間?の針葉樹の他に、いかにも南国らしいマメ科の大木やガジュマル、ボダイジュっぽいイチジクの仲間やパパイヤの木などが生えていた。その樹間に尻尾の長いカニクイザルや体長1mを越える大きなミズトカゲが何げなく普通の顔をして歩き回っている。

海の青さもさることながら、浜辺で見られる樹木も動物たちも「ボルネオ!」していました。

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