自然観察の森・林内で見かけたハデな色のクサギの実 … 自然観察・WanderVogel2017/10/28

クサギの実
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近くにある自然観察の森で来月行なう自然観察の下見に行って来た。

林内はこの時期、花や実を付けている樹木や草本は案外少なくて、自然観察と言っても少し華やかさに欠けるのだが、それでも話の種になりそうなものをいくつかピックアップしてきた。
朝晩の気温差がまだ少ない街なかの自然公園では、紅葉/黄葉してきているといっても、あまりきれいなものではない。どちらかといえば茶色く冬色に枯れている、という感じだ。

かろうじて色のある実を付けていた樹木としては、写真のクサギやガマズミ、マユミ、ノブドウ、コマユミといったところか。草本でも色のある実はせいぜいトキリマメとカラスウリぐらいなものだ。
地味なところでは、メタセコイヤやトベラ、コクサギ、トウネズミモチ、キヅタ、アオキ、ハゼノキ、アカマツ、ヘクソカズラにアカネの実、ヤブマメ、スズメウリなんていう感じで、いま一つパッとしないものが多い。

ひっつき虫として面白い話しの題材になるヌスビトハギやセンダングサ、ダイコンソウ、キンミズヒキ、チヂミザサ、チカラシバ、などの種子もすでに良い感じに枯れてしまっていて、この台風で飛び散っていてあまり残っていない。
もちろん鳥も動物も虫もあまり目に付かない。
(実際のところ、タイワンリスとガビチョウの鳴き声だけはよく響き渡っていたのだが、、、本人には申し訳ないが「スタークラス」の動物ではないからなぁ・・・)

とはいっても、学生にとってはせっかくの「自然観察会」、 今、目に入るものだけで面白い話を組立てようか。

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