バルチスタン(Baluchistan) クエッタからザヒダーンへ 1984 … WanderVogel ― 2012/03/09
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パキスタンのクエッタという町は、アフガニスタン第2の都市カンダハルに通じる歴史深い古くからの交通の要衝です。
アジア(パキスタン)側からヨーロッパ(イラン)側に、陸路で抜ける場合(反対方向でも同じですが)、ルートが2つあります。
1つはペシャワールから有名なカイバル峠を超えて、カブール、カンダハル、ヘラートとアフガニスタンを横断して、イランのマシュハドに抜ける「アジアハイウェー1号線」
もう1つはクエッタから直接イラン側のザヒダーンへ抜ける「アジアハイウェー2号線」です。
“ハイウェー”といってもカラコルムと同様に、土漠の上に造られた1本の簡易舗装の道路のことなのですが…
どちらの道も私は通ったことがありますが(上は1979年、下は1984年)、1号線の方はタリバン(ムジャヒディーン)の勢力下にある地域もありますので、今となっては幹線道路としては機能していないのでしょうね。
「アジアハイウェー2号線」クエッタから土漠を横断してイラン国境に向かって走るバスというのが、上の写真のように車体全体を飾り立てた満艦飾のド派手な乗合バスです。
こんなボロい形をしたバスですが、結構頑丈で熱風の吹く土漠の中を結構なスピードで、車体を揺らしながら爆走していく心強い乗り物です。
イスラム国ですから、当然 お祈りの時間になるとバスが停まって、乗客みんなが降りてそれぞれメッカに向かってお祈りをし、また乗り込み走り出すということを1日に5回繰り返します。
・・・不定期に つづく
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パキスタンのクエッタという町は、アフガニスタン第2の都市カンダハルに通じる歴史深い古くからの交通の要衝です。
アジア(パキスタン)側からヨーロッパ(イラン)側に、陸路で抜ける場合(反対方向でも同じですが)、ルートが2つあります。
1つはペシャワールから有名なカイバル峠を超えて、カブール、カンダハル、ヘラートとアフガニスタンを横断して、イランのマシュハドに抜ける「アジアハイウェー1号線」
もう1つはクエッタから直接イラン側のザヒダーンへ抜ける「アジアハイウェー2号線」です。
“ハイウェー”といってもカラコルムと同様に、土漠の上に造られた1本の簡易舗装の道路のことなのですが…
どちらの道も私は通ったことがありますが(上は1979年、下は1984年)、1号線の方はタリバン(ムジャヒディーン)の勢力下にある地域もありますので、今となっては幹線道路としては機能していないのでしょうね。
「アジアハイウェー2号線」クエッタから土漠を横断してイラン国境に向かって走るバスというのが、上の写真のように車体全体を飾り立てた満艦飾のド派手な乗合バスです。
こんなボロい形をしたバスですが、結構頑丈で熱風の吹く土漠の中を結構なスピードで、車体を揺らしながら爆走していく心強い乗り物です。
イスラム国ですから、当然 お祈りの時間になるとバスが停まって、乗客みんなが降りてそれぞれメッカに向かってお祈りをし、また乗り込み走り出すということを1日に5回繰り返します。
・・・不定期に つづく
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