名前の由来が意外でウソっぽいクララの花 … 自然観察・WanderVogel2016/06/06

クララの花
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金沢八景の山に咲いていたクララの花。

花の形、葉の形状を見てもらうと解るように、マメ科の植物・草本です。多年草です。
クララという名前、誰が聴いても和名には聴こえないというか、ぜんぜん日本語っぽくない名前ですよ。
絶対にイメージするのは、アルプスの少女ですよ。

でも、その名の由来を聞くと意外と言うか、ホントか〜?と疑いたくなるほど冗談な命名で、ほんとビックリです。
僕もつい最近教えてもらって、名前の由来を知ったのですけどね。

その和名・クララの由来は、その根を噛むとクラクラするほど苦いことから、名付けられたと言います。
元々は眩草(くららぐさ)と呼ばれていて、それが転じてクララと呼ばれるようになった、って、そう聴いてもまだ冗談ぽいですよ。

名前の可愛さとは裏腹に、クララは全草毒草です。
中でも根の部分が特に毒性が強く、アルカロイド系の毒を持つと言います。
そりゃ、根を齧るとクラクラするよなぁ。
根は生薬になると言うが、量を間違えると脳が麻痺し、呼吸困難であの世行きだそうです。

可愛い姿と少女っぽい名前のわりに、十分に恐ろしい植物なんですね。

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