ドライフライ、楽しんできました … Fly fishing・WanderVogel ― 2017/04/05
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いろいろあって、ここ2週間近くbrogを更新出来ずにいましたが、今日から再開します。
今日は仕事を休んで、西丹沢のいつもの沢に出かけ、自然の中で頭の中を空っぽにしてフライロッドを振ってきました。
空は良く晴れて気温は日中20℃近くまで上がり、いよいよ春の釣り本番です。
水温も高く渓魚の活性も上がっていて、本格的にドライフライの季節になっていました。
ただ、この時期は落ち葉や枯れ枝が落ち込み周辺にたくさん滞留していて、フライを流すたびに引っ掛かってしまうのが玉にきずです。
元気のよい魚は、盛期のようにかけ上がりや瀬の落ち込み手前でエサを狙っていますが、まだ馴れていないのか捕食が上手く出来ないようです。
水量が少し多かったこともあって、早い流れに乗って流れるドライフライをうまく咥えられないでいました。
でも、一日釣りをして、きれいなヤマメが何匹かドライフライに出てくれた、というだけで僕は満足です。
自然はいろいろな悲しみや苦しみを強さに替えてくれるような気がします。沈んでいた心も、帰りにはポジティブな心に変化していました。
行動時間(駐車場を出てから戻って来るまで)9時間半、歩行距離は約22~23km といつもながら、かなりハードな釣行でした。
肉体的にハードであった分だけ、心が幾分軽くなったということでしょうか。
4月になり、新年度に入りました。
渓魚同様に僕もこれから活性を上げていきます。
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いろいろあって、ここ2週間近くbrogを更新出来ずにいましたが、今日から再開します。
今日は仕事を休んで、西丹沢のいつもの沢に出かけ、自然の中で頭の中を空っぽにしてフライロッドを振ってきました。
空は良く晴れて気温は日中20℃近くまで上がり、いよいよ春の釣り本番です。
水温も高く渓魚の活性も上がっていて、本格的にドライフライの季節になっていました。
ただ、この時期は落ち葉や枯れ枝が落ち込み周辺にたくさん滞留していて、フライを流すたびに引っ掛かってしまうのが玉にきずです。
元気のよい魚は、盛期のようにかけ上がりや瀬の落ち込み手前でエサを狙っていますが、まだ馴れていないのか捕食が上手く出来ないようです。
水量が少し多かったこともあって、早い流れに乗って流れるドライフライをうまく咥えられないでいました。
でも、一日釣りをして、きれいなヤマメが何匹かドライフライに出てくれた、というだけで僕は満足です。
自然はいろいろな悲しみや苦しみを強さに替えてくれるような気がします。沈んでいた心も、帰りにはポジティブな心に変化していました。
行動時間(駐車場を出てから戻って来るまで)9時間半、歩行距離は約22~23km といつもながら、かなりハードな釣行でした。
肉体的にハードであった分だけ、心が幾分軽くなったということでしょうか。
4月になり、新年度に入りました。
渓魚同様に僕もこれから活性を上げていきます。
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里山の春・日向薬師/日陰道 … 森林インストラクター・Volunteer ― 2017/04/08
キノコの同定は難しい、という話し … 自然観察・WanderVogel ― 2017/04/09
イロハカエデ(イロハモミジ)の開花 … 自然観察・WanderVogel ― 2017/04/10
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庭に植えてあるイロハカエデ(イロハモミジ)がいっせいに開花しています。
先日行った日向山でも同様に、標高が低く陽の当たる場所に生えているカエデは開花が始まっていました。
小さな花ですが、枝先にいっぱい付くので、紅色の蕾みと花が遠くからでも良く目立ちます。
カエデ類は、花の咲く時期と紅葉の時期、この二つの季節で楽しむことが出来ます。
花が終ると花柄ごとパラパラと大量に地面に落ちるので、目立つ分だけ掃除が大変です。
毎年4月は1年ごと交代でやってくる、車/バイクの車検(今年はバイクの番です)に加えて、各種保険と会費の更新時期でもあり、やり繰りが大変です。
車とバイクの保険、ボランティア保険(これは安価)に山岳保険、と保険だけでもたくさん更新を迎えます。
ふ~っ、お金に羽根が生えて飛んで行きます。
(間違っても向こうから飛んで来ることはありません。飛んでいく一方です。)
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庭に植えてあるイロハカエデ(イロハモミジ)がいっせいに開花しています。
先日行った日向山でも同様に、標高が低く陽の当たる場所に生えているカエデは開花が始まっていました。
小さな花ですが、枝先にいっぱい付くので、紅色の蕾みと花が遠くからでも良く目立ちます。
カエデ類は、花の咲く時期と紅葉の時期、この二つの季節で楽しむことが出来ます。
花が終ると花柄ごとパラパラと大量に地面に落ちるので、目立つ分だけ掃除が大変です。
毎年4月は1年ごと交代でやってくる、車/バイクの車検(今年はバイクの番です)に加えて、各種保険と会費の更新時期でもあり、やり繰りが大変です。
車とバイクの保険、ボランティア保険(これは安価)に山岳保険、と保険だけでもたくさん更新を迎えます。
ふ~っ、お金に羽根が生えて飛んで行きます。
(間違っても向こうから飛んで来ることはありません。飛んでいく一方です。)
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オカメザサは木本なの?草本なの? … 自然観察・WanderVogel ― 2017/04/11
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丹沢の里山の斜面に生えていたオカメザサ:イネ科の常緑タケ類・日本の在来種。
ササという名が付いていますが、立派なタケ類・竹の仲間です。タケのなかで一番背丈の低い竹です。
タケ類というと、単純に背の高い「竹」をイメージして、「木本」だと思い込んでいましたが、あらためて竹は「木本」なのか?「草本」なのか?、というのを調べてみました。
「そもそも「木本」と「草本」の分類の違いは、樹皮の内側に「形成層」があるのかないのかが判断基準になる。」とあります。
ですので、形成層を持たないタケ(幹は木化しますが、ある程度 太くなるとそれ以上太くならない)は草本というべき、と言うことになります。
(オカメザサの幹が木化しているかどうかは私には解りませんけど、、、)
ただ、「タケは例外的に「木本」に分類されています。」と書かれている資料も多く見うけられます。
というより、明確に草本に分類されているものはあまりなく、タケ類・ササ類は草本に分類すべきか木本に分類すべきかよく解らない、と書かれているものが多いのです。
ホントのところはどうなんでしょうか?
タケは草本でも木本でもなく、タケはタケである、なんて居直って書いてあるものまであるし???
イネ科だからイコール「草本」、ということも単純に言えませんね。サクラやリンゴはバラ科で木本ですが、同じバラ科のイチゴは草本、というようなこともありますし、、、
もともと、草本(草)と木本(木,樹木)の区別は植物学的に本質的なものではない。ということも言われていますので、学者でもない僕たちがそう突き詰めて定義する必要も無さそうです。
タケ類は原則的な分類上で言えば「草本」とも言えるが、「タケに関しては例外的に「木本」に分類されている」ということでOKのようです。
加えて、そのような分類上のいきさつがあるんだ、ということを理解していれば良いのだな。
と、自分で突っ込みを入れて納得してみました。
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丹沢の里山の斜面に生えていたオカメザサ:イネ科の常緑タケ類・日本の在来種。
ササという名が付いていますが、立派なタケ類・竹の仲間です。タケのなかで一番背丈の低い竹です。
タケ類というと、単純に背の高い「竹」をイメージして、「木本」だと思い込んでいましたが、あらためて竹は「木本」なのか?「草本」なのか?、というのを調べてみました。
「そもそも「木本」と「草本」の分類の違いは、樹皮の内側に「形成層」があるのかないのかが判断基準になる。」とあります。
ですので、形成層を持たないタケ(幹は木化しますが、ある程度 太くなるとそれ以上太くならない)は草本というべき、と言うことになります。
(オカメザサの幹が木化しているかどうかは私には解りませんけど、、、)
ただ、「タケは例外的に「木本」に分類されています。」と書かれている資料も多く見うけられます。
というより、明確に草本に分類されているものはあまりなく、タケ類・ササ類は草本に分類すべきか木本に分類すべきかよく解らない、と書かれているものが多いのです。
ホントのところはどうなんでしょうか?
タケは草本でも木本でもなく、タケはタケである、なんて居直って書いてあるものまであるし???
イネ科だからイコール「草本」、ということも単純に言えませんね。サクラやリンゴはバラ科で木本ですが、同じバラ科のイチゴは草本、というようなこともありますし、、、
もともと、草本(草)と木本(木,樹木)の区別は植物学的に本質的なものではない。ということも言われていますので、学者でもない僕たちがそう突き詰めて定義する必要も無さそうです。
タケ類は原則的な分類上で言えば「草本」とも言えるが、「タケに関しては例外的に「木本」に分類されている」ということでOKのようです。
加えて、そのような分類上のいきさつがあるんだ、ということを理解していれば良いのだな。
と、自分で突っ込みを入れて納得してみました。
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世附川の支沢に咲くのは、ニッコウネコノメ? ヨゴレネコノメ? … 自然観察・WanderVogel ― 2017/04/12
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世附川の支流源流部に釣りに行った時に見つけた、ヨゴレネコノメあるいはニッコウネコノメの花。
花と言っても、黄色い花びらに見えるものは4枚に分かれた(裂けた)萼片で、ネコノメソウには花びら(花弁)にあたるものはありません。
ネコノメソウの仲間は似たような種類多く、いつも判断に迷います。必ずしも、ガイドブックや図鑑に載っている写真にソックリというわけではありません。
雄しべの数(8本)と葯の色、葉の形・色などから推測するとヨゴレネコノメか、ニッコウネコノメかと思いますがどうでしょう。
どちらも雄しべが8本というところは同じなのですが、ヨゴレネコノメもニッコウネコノメも葯は暗紅紫色ということなので迷います。
良く似ているイワボタンの場合は、葯が黄色なので容易に判別が出来ますが、写真のように明るい紅色をしているというのがまた迷うところです。
細長い葉の形は、ネコノメソウの中でもイワボタンの仲間の特徴ですので解りやすいのですが、色が途中から変わっている点は、それだけでヨゴレネコノメと決めつけるポイントにはなりませんよね。
さらに調べてみると、ニッコウネコノメは萼裂片が平開し、ヨゴレネコノメは萼裂片が直立するか斜開するらしい、ということが書かれたサイトを見つけました。
それが決め手だとすると、やはりこれはヨゴレネコノメなのかな、という気がしてきますが、私が以前何度も見ているヨゴレネコノメとは全体的な雰囲気がやはりどこか違って見えます。
イワボタンの仲間は、葉の色や形など育つ環境によって形態変異が大きいと言いますから、それだけで決定的な決め手にはならないみたい。。。
ヨゴレネコノメもニッコウネコノメも、イワボタン(ミヤマネコノメ)の変種ですので、この「変種」というのがまたややこしさに輪を掛けている気がします。
この時期、沢沿いの岩の上や砂地の上だけでなく、山頂付近の湿っぽい傾斜地や窪地などで、多くの種類のネコノメソウ属の花を見ることが出来ます。
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世附川の支流源流部に釣りに行った時に見つけた、ヨゴレネコノメあるいはニッコウネコノメの花。
花と言っても、黄色い花びらに見えるものは4枚に分かれた(裂けた)萼片で、ネコノメソウには花びら(花弁)にあたるものはありません。
ネコノメソウの仲間は似たような種類多く、いつも判断に迷います。必ずしも、ガイドブックや図鑑に載っている写真にソックリというわけではありません。
雄しべの数(8本)と葯の色、葉の形・色などから推測するとヨゴレネコノメか、ニッコウネコノメかと思いますがどうでしょう。
どちらも雄しべが8本というところは同じなのですが、ヨゴレネコノメもニッコウネコノメも葯は暗紅紫色ということなので迷います。
良く似ているイワボタンの場合は、葯が黄色なので容易に判別が出来ますが、写真のように明るい紅色をしているというのがまた迷うところです。
細長い葉の形は、ネコノメソウの中でもイワボタンの仲間の特徴ですので解りやすいのですが、色が途中から変わっている点は、それだけでヨゴレネコノメと決めつけるポイントにはなりませんよね。
さらに調べてみると、ニッコウネコノメは萼裂片が平開し、ヨゴレネコノメは萼裂片が直立するか斜開するらしい、ということが書かれたサイトを見つけました。
それが決め手だとすると、やはりこれはヨゴレネコノメなのかな、という気がしてきますが、私が以前何度も見ているヨゴレネコノメとは全体的な雰囲気がやはりどこか違って見えます。
イワボタンの仲間は、葉の色や形など育つ環境によって形態変異が大きいと言いますから、それだけで決定的な決め手にはならないみたい。。。
ヨゴレネコノメもニッコウネコノメも、イワボタン(ミヤマネコノメ)の変種ですので、この「変種」というのがまたややこしさに輪を掛けている気がします。
この時期、沢沿いの岩の上や砂地の上だけでなく、山頂付近の湿っぽい傾斜地や窪地などで、多くの種類のネコノメソウ属の花を見ることが出来ます。
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世附川の支沢に咲く、ハナネコノメソウ … 自然観察・WanderVogel ― 2017/04/14
ドライフライ、楽しんできました … Fly fishing・WanderVogel ― 2017/04/15
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西丹沢のK沢に出かけ、自然の中を歩き、フライロッドを振ってきました。
前回同様、(晴れる日を選んでいるので当然ですが)空は良く晴れて、気温は日中20℃まで上がり、なんだか初夏の渓相になりつつあります。
水温も高くて渓魚の活性も上がり、ドライフライを追って来るようになってきました。
ただ、相変わらず沢の中には落ち葉や枯れ枝がたくさん滞留していて、ドライフライを流すたびに引っ掛かってしまいます。
鋪装されていない細い林道歩きが往復4時間から4時間半あり、毎回しんどい思いをするのですが、これも次回のネパールトレッキングの足慣らしを兼ねて、と割り切って楽しんでいます。また、沢沿いの林道は、春の花や芽吹いたばかりの新芽・新葉などを観察するのにはもってこいで、写真を撮ったりしながら歩くと時間の経つのも忘れるほどで、長い距離もそんなに苦にはなりません。
4月初めには見られなかった花や木々の新葉が、わずか2週間経っただけで景色や目に入る色合いが一変していました。
黄色い可愛らしい花を枝先にいくつも咲かせたアブラチャン、白い花を付けたヤマザクラやモミジイチゴ、紫色のミツバツツジの花もあちこちで開花しています。
薄い黄色の花をいくつもぶら下げているキブシ、柔らかい緑色の新葉が目立つヤマアジサイやカワヤナギ、薄い紫色の雌花・雄花を付けたミツバアケビ、陽当たりの良い斜面ではウツギの蕾みももう開花寸前といった感じでした。
足元にはタチツボスミレやフデリンドウ、ミヤマキケマン、ジロボウエンゴサクなどが彩りを添えています。濡れた岩壁にはイワタバコの新葉が展開し始めています。
沢沿いにはハナネコノメソウやヨゴレネコノメソウなどが群生して咲いていました。
ストーキングしながら近づいた小さな岩の向こう側に、丸々と太ったアナグマが潜んでいたのにはちょっとビックリしました。ひょいっと捕まえられそうなくらいおっとりとした動きでモタモタと逃げて行き、岩の下の穴に潜り込んでいきました。
アナグマはタヌキ同様に人里近くに暮らしているものと言うイメージがあったので、こんな山中(しかも谷間で)にも棲んでいるんだなぁ、とちょっと驚きました。
また、狭い沢の中ではまるで似つかわしくないほど大型のカワウがいたのにもちょっとビックリ!
こんな凶暴な鳥が細い沢の中をウロウロしているのでは、渓魚たちも安心してヒラキには出て来れないよなぁ。
今日は前回までとは少し違う沢(水の木沢支流のK沢)に入り、源流部を詰めて魚留めあたりまで遡行しましたが、この沢はヤマメに混じってイワナも生息していて、丸々と太った24cmオーバーのイワナが2匹ドライフライに出てくれました。
サイズはそこそこですが、ネイティブな魚なのでさすがに引く力は強くて、ロッドを曲げて楽しませてくれます。
ヤマメはヒラキ付近に定位しているものをサイトフィッシングで狙い、なかなかスリリングな釣りを楽しむことが出来ました。
行動時間(駐車場を出てから戻って来るまで)10時間弱、歩行距離=20~22kmくらいと、いつも同様ハードな釣行となりました。
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西丹沢のK沢に出かけ、自然の中を歩き、フライロッドを振ってきました。
前回同様、(晴れる日を選んでいるので当然ですが)空は良く晴れて、気温は日中20℃まで上がり、なんだか初夏の渓相になりつつあります。
水温も高くて渓魚の活性も上がり、ドライフライを追って来るようになってきました。
ただ、相変わらず沢の中には落ち葉や枯れ枝がたくさん滞留していて、ドライフライを流すたびに引っ掛かってしまいます。
鋪装されていない細い林道歩きが往復4時間から4時間半あり、毎回しんどい思いをするのですが、これも次回のネパールトレッキングの足慣らしを兼ねて、と割り切って楽しんでいます。また、沢沿いの林道は、春の花や芽吹いたばかりの新芽・新葉などを観察するのにはもってこいで、写真を撮ったりしながら歩くと時間の経つのも忘れるほどで、長い距離もそんなに苦にはなりません。
4月初めには見られなかった花や木々の新葉が、わずか2週間経っただけで景色や目に入る色合いが一変していました。
黄色い可愛らしい花を枝先にいくつも咲かせたアブラチャン、白い花を付けたヤマザクラやモミジイチゴ、紫色のミツバツツジの花もあちこちで開花しています。
薄い黄色の花をいくつもぶら下げているキブシ、柔らかい緑色の新葉が目立つヤマアジサイやカワヤナギ、薄い紫色の雌花・雄花を付けたミツバアケビ、陽当たりの良い斜面ではウツギの蕾みももう開花寸前といった感じでした。
足元にはタチツボスミレやフデリンドウ、ミヤマキケマン、ジロボウエンゴサクなどが彩りを添えています。濡れた岩壁にはイワタバコの新葉が展開し始めています。
沢沿いにはハナネコノメソウやヨゴレネコノメソウなどが群生して咲いていました。
ストーキングしながら近づいた小さな岩の向こう側に、丸々と太ったアナグマが潜んでいたのにはちょっとビックリしました。ひょいっと捕まえられそうなくらいおっとりとした動きでモタモタと逃げて行き、岩の下の穴に潜り込んでいきました。
アナグマはタヌキ同様に人里近くに暮らしているものと言うイメージがあったので、こんな山中(しかも谷間で)にも棲んでいるんだなぁ、とちょっと驚きました。
また、狭い沢の中ではまるで似つかわしくないほど大型のカワウがいたのにもちょっとビックリ!
こんな凶暴な鳥が細い沢の中をウロウロしているのでは、渓魚たちも安心してヒラキには出て来れないよなぁ。
今日は前回までとは少し違う沢(水の木沢支流のK沢)に入り、源流部を詰めて魚留めあたりまで遡行しましたが、この沢はヤマメに混じってイワナも生息していて、丸々と太った24cmオーバーのイワナが2匹ドライフライに出てくれました。
サイズはそこそこですが、ネイティブな魚なのでさすがに引く力は強くて、ロッドを曲げて楽しませてくれます。
ヤマメはヒラキ付近に定位しているものをサイトフィッシングで狙い、なかなかスリリングな釣りを楽しむことが出来ました。
行動時間(駐車場を出てから戻って来るまで)10時間弱、歩行距離=20~22kmくらいと、いつも同様ハードな釣行となりました。
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里山の春・日向山に咲く白いフデリンドウの花 … 森林インストラクター・Volunteer ― 2017/04/16
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先週と雨の日向と変わって、今日(4/17・日曜日)快晴の日向薬師・日陰道を歩いてきました。
この季節、一週間違うとずいぶんと景色の感じが違って見えます。
ソメイヨシノもヤマザクラも葉桜になってきだし、キブシも満開を過ぎて山道に落ち散らばっているのを目にするようになります。
日向川沿いの日陰道のあぜ道も、暖かな陽光を浴びてさまざまな草花がいっせいに咲き出します。
目に入って来るものだけでも、カキドオシ、アマナ、オドリコソウ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、イチリンソウ、ニリンソウ、ノジスミレ、タチツボスミレ、トキワハゼ、(最近とんと見なくなった)レンゲソウなどなど、そこかしこで花を咲かせています。
日向薬師から日向山へ登る山道、陽の当たり斜面に白いフデリンドウがひっそりと咲いていました。
よく見かける濃い藍色や紫色のリンドウも可愛らしいのですが、この白いリンドウというのもなかなか美しい姿です。
…
先週と雨の日向と変わって、今日(4/17・日曜日)快晴の日向薬師・日陰道を歩いてきました。
この季節、一週間違うとずいぶんと景色の感じが違って見えます。
ソメイヨシノもヤマザクラも葉桜になってきだし、キブシも満開を過ぎて山道に落ち散らばっているのを目にするようになります。
日向川沿いの日陰道のあぜ道も、暖かな陽光を浴びてさまざまな草花がいっせいに咲き出します。
目に入って来るものだけでも、カキドオシ、アマナ、オドリコソウ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、イチリンソウ、ニリンソウ、ノジスミレ、タチツボスミレ、トキワハゼ、(最近とんと見なくなった)レンゲソウなどなど、そこかしこで花を咲かせています。
日向薬師から日向山へ登る山道、陽の当たり斜面に白いフデリンドウがひっそりと咲いていました。
よく見かける濃い藍色や紫色のリンドウも可愛らしいのですが、この白いリンドウというのもなかなか美しい姿です。
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里山の春・日向山のクロモジの花 … 森林インストラクター・Volunteer ― 2017/04/17
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日向山で見かけたクロモジの花。
ダンコウバイ、アブラチャンなどクスノキ科の早春に咲く黄色い花の中で、最後を飾るクロモジの開花が始まりました。
柔らかな淡いグリーンの葉の下に、特徴のある花(集合花)を咲かせていました。
薄い黄色の可愛らしい花の姿ももちろん良いのですが、やはり何と言っても新葉の柔らかな緑色がこの時期の一番のみどころでしょう。
日向山の尾根道から周囲を見渡すと、様々な木々の新葉がまるでパッチワークのような美しい色の競演を見せてくれます。
里山の水辺近くに広がる春の草花の絨毯も良いものですが、高い木々の春の芽吹きもこれもまた美しいものがあります。
昨日は特に、コナラの新葉の展開が眩しいほどに美しかった。
枝先に付くシルバーの産毛に包まれた新葉が、陽の光を反射してとてもきれい。遠くからでも一目でコナラ!と解るほどに輝いて見えました。
巨木のタブノキも、弾ける寸前にまで大きく膨らんだ枝先の新芽が、今まさにいっせいに開こうとしています。
里山は春本番の美しさでした。
森林探訪本番は来週日曜日(4/23)に行なわれます。
晴れてくれることを願います。
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日向山で見かけたクロモジの花。
ダンコウバイ、アブラチャンなどクスノキ科の早春に咲く黄色い花の中で、最後を飾るクロモジの開花が始まりました。
柔らかな淡いグリーンの葉の下に、特徴のある花(集合花)を咲かせていました。
薄い黄色の可愛らしい花の姿ももちろん良いのですが、やはり何と言っても新葉の柔らかな緑色がこの時期の一番のみどころでしょう。
日向山の尾根道から周囲を見渡すと、様々な木々の新葉がまるでパッチワークのような美しい色の競演を見せてくれます。
里山の水辺近くに広がる春の草花の絨毯も良いものですが、高い木々の春の芽吹きもこれもまた美しいものがあります。
昨日は特に、コナラの新葉の展開が眩しいほどに美しかった。
枝先に付くシルバーの産毛に包まれた新葉が、陽の光を反射してとてもきれい。遠くからでも一目でコナラ!と解るほどに輝いて見えました。
巨木のタブノキも、弾ける寸前にまで大きく膨らんだ枝先の新芽が、今まさにいっせいに開こうとしています。
里山は春本番の美しさでした。
森林探訪本番は来週日曜日(4/23)に行なわれます。
晴れてくれることを願います。
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