散歩で見つけたテイカカズラの種子 … 自然観察・WanderVogel2016/11/01

テイカカズラの種子
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雨が止み、キレイな夕焼け空に惹かれて、夕方 平潟湾に浮かぶ野島まで散歩をしてきました。

島の頂上近くの陽当たりの良いところの高木に絡み付いているテイカカズラのツルから長い種子が垂下がっていました。
テイカカズラの花は春先にこのあたりでもよく見られますが、花の直径はせいぜい2~3cmのもので、基部にある筒状の花筒にしても6~7mm程度の小さなものです。
種子はちょっと想像出来ないほど大きく・長くなります。ちいさな花の姿からは、とてもこの大きさの種子に成るとは想像出来ないでしょう。

長いものでは(この写真に写っているように)25cmにもなります。
自然の営みにはまったく感心するやら驚くやらで、見ていて飽きさせません。
もう少しすると全体が茶色くなり、縦に裂けて中から羽毛のような羽根を持った種子がバッと飛び散ります。
種は風に乗って遠くへと運ばれて行きます。

テイカカズラ、花もカワイイし香りも(ジャスミンのような香り)愛らしいので、手に取ってみたくなりますが、キョウチクトウ科ですので毒を持っています。
ツルを切った時に出る樹液に触れると、敏感な人だとかぶれる恐れがあります。

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