ヒマラヤからの現地報告・タトパニの温泉 … Nepal Trekking・WanderVogel2016/11/21

タマンヘリテイジmap
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昨日、カトマンズにあるトレッキングのエージェントからmailが入ってました。

昨年春のネパール大地震の影響で枯渇してしまっていたタトパニ温泉は現段階でも復帰せず、温泉が出ていないとのことでした。
それまでは未確認の情報ではありましたが、温泉が復活したと言う話しが出ていたので、僕の予定したルートでは、ChilimeからTatopaniに寄って温泉を満喫した後にNagthaliに向かうつもりでした。
う~ん、タトパニはまだ復帰ならずでしたか、、、というか、地震で泉脈が変わってしまったのかもしれませんねぇ。


以前、カトマンズの書店で購入した地図(写真)で、Chilime~Tatopani間の途中にあるGonggangという集落の上に温泉マークが記されています。
先日その近くを歩いた別のガイドからの話しでは、どうもそこの温泉はかろうじて入れるようだ、と言うのです。

ですが、昨日のmailの中では「利用は可能なのですが、上から岩が落ちてきそうな非常に危険な場所で、入るのをためらうような感じ」というコメント付きでした。
ただ、現地の人は入っているようだ、とも記されていました。

現地に行ってから現場を見るなり村人に聞くなりして臨機応変に考えよう、と返信しましたが、(雪を見ながらになるのかどうか解りませんが)日本人にとって「旅」と「温泉」は切り離せませんよねぇ、やっぱり。
特に、冬の山旅なんですから、なおさらですよね、、、


Gonggang近くの温泉に立ち寄ったとしても、少しトラバースしてから直登すれば、Tatopani村をショートカットしてNagthaliに入れるので、時間的には余裕がうまれるのではないかとも考えていますが、どうなんだろう? まあ、そのへんは臨機応変に。
しかし何と言っても大きな問題は、お昼ご飯ですよ。。。
そのルートだと、道中、まったく集落もバッティも無さそうです。

食事だけは「出たとこ勝負」とはいきませんからね。お腹が空くと僕は全然動けませんから、、、

また、ネパールでは、紅葉の楽しみはあまりなく、今の季節だと場所によって、ヒマラヤ桜が咲いているのを見ることが出来るかもしれないということですので、植物観察のついでに、それにも期待しています。
 

*ちなみに、Tatopaniという地名は直訳すると「温泉」という意味で、ネパール国内に同じ名の村がいくつもあります。ポカラ西方のダウラギリの裾野を流れるカリガンダキ川沿いにも、コダリ国境近くにも同様の名の村・温泉があります。
ここでいうTatopaniは、カトマンズの北方、チベットの山から流れてくるトリスリ川上流のボテ・コシ川の支流チリメ・コーラ右岸、標高2600mの斜面上に位置する村のことです。

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