エゴノネコアシフシ・丹沢山岳センター裏 … 自然観察・Volunteer2017/06/24

丹沢のエゴノネコアシフシ
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6/24 丹沢・大倉にある私たちの作業フィールドでの森林整備作業があった。

いつもは車で向かうことが多いのだが、今日は夕方からワンゲルクラブの現役部員と合同の恒例のコンパがに出席するため、電車とバスでの移動になった。

朝8時前に小田急線渋沢駅に到着し、バスの乗換えて大倉へ向かう。立っている乗客もいたがそれほど混んでいない。天気が良いのでもっと混んでいるかと思っていたがそれほどでもないのでちょっと拍子抜けだ。

山岳スポーツセンター裏に作業倉庫を借りているので、そこで道具類を取出して作業フィールドへと向かう。
スポーツセンターの食堂につながる木製デッキの脇に1本のエゴの木が生えている。
毎年春に多くの花を咲かせ、この時期にいっせいに実を付けるのだが、なぜかここのエゴノキは毎年虫こぶが大量に出来る。
ほかではこんなに多くの虫こぶを見ることは無いように思う。なにしろ出来ている実のほとんどすべてがそうと言ってよいくらい、見事に虫こぶだらけになっているのだ。

エゴノネコアシフシだ。
この小さなバナナの房状の虫こぶ(ゴール、虫えい)の中には小さな小さなアブラムシが育っている。
エゴノネコアシアブラムシは、初夏にエゴノキにつくった虫こぶからはい出してアシボソに移動し、秋にアシボソからまたエゴノキに戻るという変わった生態を持つアブラムシだ。

アシボソはイネ科の一年草の雑草で、普通にあちこちに生えているを見かけるが、上記のように名前が出てこなければ、あえて気にすることも無いどこにでもある「雑草」だ。


一見何の関係もないと思われた、エゴノキとアシボソ。
でもこうしてエゴノネコアシアブラムシの一生を知ってしまうと、この2つが身近に無いとそもそも成立し得ない生態系を持つ虫がいることなど、自然界の持つほとんど奇跡のような「つながり」を感じてしまう。

ほんとうに自然は不思議なものだ。

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