鉢植えのレモンの木と農薬 … 自然観察・WanderVogel2014/04/07

鉢植えのレモンの木
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レモンの木によく付く虫(あえて害虫とは言いたくないけど)にはアオムシを始めアブラムシ、カイガラムシなどが上げられます。
中でもアゲハチョウの幼虫(アオムシ)がよく付くと言われています。

確かにこの鉢植えを買ってすぐ(昨年の9月頃か)に、1匹のアゲハチョウが葉の裏に卵を産みつけているのを目撃し、その数日後にはもう食欲旺盛の元気なアオムシになって、ものすごい勢いで葉っぱをムシャムシャ食べていました。
アオムシの葉を食べる姿の可愛らしさと枝で突いて怒らせたときの威嚇の姿のギャップの面白さから、その様子をしばらく観察していたのですが、葉っぱを全て食べられる前にかわいそうですが1匹ずつピンセットで摘んで駆除しました。

農薬を散布すれば害虫に悩まされず、手入れも簡単なように書かれている本もありますが、レモンの実が大きくなったらもちろん食べるつもりでいますので、少なくとも農薬の使用はNGです。

寒さに弱い木だということですので、冬の間は出来るだけ室内に入れて温度管理をしていました。3月末くらいから屋外に移してあげるとたくさんの蕾みが膨らんできて、このところの暖かさで一気に花が咲き始めました。

庭に地植えしてあげようかとも思ったのですが、出来るだけ日当りを探して動かしてあげられるようにと、少し大きめの鉢に移し替えました。まあ、観賞用のレモン(実が成れば食べるけど)ですから、そういった楽しみ方もあるのかと…

レモンの木の原産地はインドの北部、ヒマラヤ山脈だと聞いたことがあります。
レモンの実は、本来は大型の実で男の握りこぶし以上の大きさになるといいますが、日本ではレモンティーに入れるくらいの大きさしか使われませんから、そんな大きな実が市場に出回ることはありませんし、見たこともないですね。
(今 日本に入ってくる外国産レモンはアメリカとチリからがほとんどで、インドから来ることはありませんけど。)

輸入してくるレモンには昔からポストハーベスト農薬(収穫後に施す殺菌剤や防カビ剤のこと)の問題があるので、どんなに洗っても私は生で(皮の付いたまま)食べることにはちょ〜っと抵抗があります。
まあ、あまり気にし過ぎるのもかえって疲れるので、そのへんはほどほどにするのが精神衛生上も良いのかもしれないけどね。


話しは変わって…、
関東のサクラの見頃も昨日で終わった感があります。昨夜は滑り込みセーフで何とか「夜桜宴会」を楽しむことが出来ました。
夕方まで雨が降ったり止んだりのあいにく空模様で花見なんか出来るのか?と心配しましたが、日が落ちる頃には垂れ込めていた雨雲も流れ去り、夜桜見物・宴会を何とか桜の下で開催することが出来ました。

かなり寒い中での宴になりましたが、女性陣を交えた10名ほど集まったメンバーはみな冬山仕様の装備で、山用のストーブを焚いて温かい料理をつつきながらの夜宴は、多少寒くてもそれほど気にならず、ワイワイと楽しく花見の宴は続いていきました。
ただ、みんなの目は桜の花ではなく、こだわりで選んだ銘酒を追っていましたが…

(前回同じメンバーで丹沢の山歩きを企画したときは、企画した2回とも積雪の日にバッチリ当たってしまい、続けて中止になっていますからちょっと心配でした。)

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