紅葉真っ盛りの三渓園・古建築公開2 … 三渓園・WanderVogel2014/12/13

紅葉と聴秋閣
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今朝はいつもより30分以上早めに三渓園に行ったので、朝日に輝く紅葉と美しいシルエットの聴秋閣を見ることができた。

紅葉と聴秋閣との取合いが美しくて写真を撮ってみたが、あまりにきれい過ぎてまるで絵ハガキのように現実味の薄い写真になってしまった。

午前中は気温が低いこともあってか、入園者もまばらでしたが昼過ぎからは陽射しも暖かくなってきて「大入り」という感じ!

三渓園には水鳥だけでなく様々な野鳥が集まるので、バードウォッチングを楽しむ方もたくさん来ます。
大きな望遠レンズのついた高そうなカメラを肩に背負ったカメラ爺さんたちが、園路脇に陣取って盛んにファインダーを覗いています。

大池にはマガモ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ヒドリガモ、アオサギなどがいます。
茶屋の隣に植えてあるセンダンの実に、たくさんのヒヨドリが群がっています。十月桜の枝にはメジロが留まって、少ない花をついばんでいます。日当りの良い斜面では虫を探しているのでしょうか、シジュウカラが盛んに落ち葉をつついています。

僕はガイドボランティアの合間に裏山をぐるっと散策してみました。尾根上になった路(踏み跡)を辿ると三渓園の広さが実感できます。

ケヤキやクヌギ、コナラなどの高木の落葉樹に混じって、タブノキやカシの木などの巨木もいい具合に育っています。
マダケの林もあるし、低木のアオキやシロモジ、ハリギリの幼樹などもそこここに見られます。

尾根路をもう少し整備すれば、ここを舞台にちょっとした里山散策・自然探訪のイベントツアーが出来そうな感じがします。
下から見上げただけではよくわからないのですが、視点を変えると意外と良い感じの里山が広がっていることに気がつきました。

横浜に真ん中にこんな里山風景があったんだね! という感じの新しい発見でした。

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